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sunset~君の光になりたい
第82章 sunset~君の光になりたい
何か作ってあげようか、と千波は水道の蛇口のレバーを押し、手を念入りに洗う。
冷蔵庫の中身でできそうなメニューは無さそうだ。真新しい棚の中にある食材といえば、食塩と卵のパックだけだった。
これだけあれば充分ではないか。千波はニコリとして、カウンターの引き出しの中に奇跡的にあったボウルに米を目分量で入れる。
勢いよく水を入れ、左手でボウルを支えながら、右の手を差し入れて八の字を描く要領でかき混ぜる。白く濁った水を捨て、新しい水を入れてまた掻き回す。何分かの間この作業を繰り返したのち、ステンレスの深鍋にといだ米を入れた。
また目分量で水を入れ、ガラス蓋をしてコンロの火にかける。
適当に塩を入れ、あとは柔らかくなるのを待つだけだ。

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