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sunset~君の光になりたい
第82章 sunset~君の光になりたい
耳の奥に貼り付くあの男のおぞましい声ーーボリュームのつまみを最大まで回したかのように頭の中で反響し、ヒロは目眩を覚えてソファの背に掴まるようにし、瞼を閉じた。
砂川が口を大きく開けてヒステリックに笑う顔を消去しようと、何か他の映像を見ようとテーブルの上のテレビのリモコンを取ろうと腕を伸ばしてみるが、自分の身体ではないかのように、上手く動いてくれない。僅かに人差し指が震えただけだ。
「ーーっ」
鋭い刺す痛みに眉を歪める。砂川に刺された、もう癒えたはずの古傷から赤い血液が流れ出す幻覚に、ヒロは呻いた。

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