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sunset~君の光になりたい
第82章 sunset~君の光になりたい
柔らかいソファは、ヒロと千波の重みで沈み、互いを掴み合う様に抱き合う二人をはみ出させることはない。最初はソファに凭れるようにしていたヒロだったが、口付けが烈しさを増し呼吸が荒くなると、自分もソファの上に乗って千波に覆い被さった。
千波の指にうなじを撫でられ、ヒロは総毛立ち、完全に理性を失いそうになるが歯を食い縛って堪え、深呼吸する。そうだ、まだだーー大切な事を伝えなければーーヒロは上半身を起こすと、彼女の頬に触れ、切り出そうと口を開いた。
「千波……」
「ヒロさん……何故止める……の……」
「……!」
千波の甘く蕩ける眼差しと誘惑の言葉によって、必死に欲を押し止めようとしていたヒロはあっさりと降服してしまった。
彼女の胸に顔を埋め、膨らみに手を伸ばすと、切ない溜め息が耳にかかり、くすぶっていた焔が一気に燃え広がる。

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