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sunset~君の光になりたい
第82章 sunset~君の光になりたい
 さっき泣いたカラスがもう笑っている、とはこの事やーーとヒロはひそかに思う。千波の手を引いてリビングまで連れて来て、二人がけの青いソファに彼女を座らせた。

 千波は物珍しげに目をキョロキョロと動かし、室内を見る。大きなテレビとソファにテーブルが置いてあるほかは何もない、と言うか、この部屋にもいくつもの段ボールが置いてあった。

 ヒロは冷蔵庫からミネラルウオーターのペットボトルを出して千波に渡した。


「引っ越したばっかりなんや。散らかっててごめんな」

「ううん……」

「ここに住めよ」

「ーーっ」



 千波はペットボトルを口に持っていくが、唐突に言われて吹き出しそうになった。

 

 
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