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sunset~君の光になりたい
第80章 REUNION
「すいません……もう少しだけお待ちくださいね」
女性スタッフが、紅茶を淹れて持ってきてくれて、千波は恐縮する。
黄金色のジャスミンティーから立ち昇る湯気は、移動の疲れを癒してくれる。
香りを吸い込み瞼を閉じて紅茶を啜ったとき、店のテレビから耳に馴染んだ声とサウンドが流れてきて、千波の全身が粟立った。
バラードとも、アップテンポのロックとも違う不思議な曲だった。
ピアノの音色とボーカルから始まり、しっとりとしたメロデイーをワンフレーズ歌い上げると、ドラムスとベース、ギターが加わり、一気に疾走感のあるグルーヴが生まれる。
この声を、ギターの音色を、千波は良く知っていた。
「……ヒロさ……ん……」
千波は、瞳を潤ませて小さく呟いた。

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