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sunset~君の光になりたい
第80章 REUNION
「――お客様、大変お待たせ致しました」
声を掛けられてハッと顔を上げると、先程の狼狽えた様子とは全く違い、ピンと背筋を伸ばして凛々しい笑みを浮かべた中川が立っていた。
女性スタッフが千波に頭を下げる。
「本当に失礼致しました……」
「いえ、いいんです。急いでませんし……」
千波は目尻に浮かんだ涙を指で拭い、椅子から立ち上がる。
中川が奥の方の席を手で示し、千波を先導する。
「どうぞ、こちらへ」
大きな鏡の前の椅子を、中川は千波の方に向けて「どうぞ」と微笑む。
千波は頷き、腰を降ろして鏡の中の自分を見るが、この席は、テレビが真正面に見える位置だった為、直ぐに画面を目で追ってしまう。

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