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sunset~君の光になりたい
第80章 REUNION
中川は、ぎこちない笑みを浮かべてカウンターからのそり、と出て来ようとするが、ポケットに突っ込んであるハサミや櫛やらが何処かにひっかかったらしく、派手な音を立てて床に落ちた。
「おああああっ」
彼は、そのいかつい外見に似合わない気弱な声を上げ、道具を拾うが慌ててハサミの刃で指を切ってしまう。
「おおおおお――っ」
「中川く――ん!何をしてるのよ!」
女性店員が呆れて救急箱を探るが、千波は咄嗟にハンカチを彼の指に巻いていた。
彼は大きい目を更に見開いて、何度も頭を下げる。
「お、おおおおっ客さまっ!か、かたじけないでございます!」
「どういたしまして」
彼の慌てっぷりが可笑しくて、千波はクスクス笑った。

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