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sunset~君の光になりたい
第79章 夢の国で
「ヒロさん……次に私と会った時、まだ私を好きで居てくれたら……」



「うん……うん……」



「そしたら……もう一度、プロポーズして?」



「俺はずっと千波だけが好きや!お前を、お前だけを愛してるんや――!」



ヒロは、千波の唇や首筋に口づけの雨を降らせた。

千波も、小さな唇をヒロの頬にチュッと小鳥が啄むようにする。



「ありがとう……私も……愛してる……もし、ヒロさんの事を、忘れてしまってもっ……」



千波はそこで堰を切ったように大粒の涙を流し、しゃくり上げた。
ヒロはその涙を指で掬い、頬に触れて千波を真っ直ぐに見つめる。



「例え忘れても……私は、またヒロさんを好きになるから……っだから」



「千波――!」



ヒロは強く千波を抱き締めベッドに再び沈め、左手の薬指のリングにキスする。



「俺は……千波に忘れられても……思い出させてみせる……」



「ヒロさん……」



「俺は、絶対に忘れない」


「あっ……」



ヒロは千波の身体のありとあらゆる場所にキスをした。

流れる髪やうなじ、鎖骨の下にある黒子、柔らかい胸、小さな可愛い耳、足の指の爪先……

一つ一つを焼き付ける様に。
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