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sunset~君の光になりたい
第77章 運命のインストア③
「では皆さん……さようなら」
幸人はひらりと身を翻した。
「ま、待て!」
銀川が追い掛ける。
――千波はその頃、武彦と宮本と共に里沙の側にいた。
「里沙……」
「おかしい……飲ませたのに……いつ効くんだ?」
武彦は里沙の手を握り締めるが、どんどん冷たくなる感触に不安になる。
会場のイベントは、MAKUYAが大サビのラップを華麗に決めている最中だった。
「救急車、まだかな」
宮本が不安げに時計を見た時、店の中を何かを探すように歩き回る砂川を見付けて背中が凍り付く。
「ち――……奴が」
「!」
千波の背中に寒気が走る。
「く……ペコさん何してるんや!」
武彦が唇を噛む。
そこへ銀川が慌ててやって来た。
「千波ちゃん、こんなところにいた!早くここから逃げないと奴が」
銀川は千波の手を引いてそろそろとした足取りでカウンターから脱出を試みる。
店の中はイベントを見ている人達で犇めいている。
その中を掻き分ける様に、幸人の動きを見ながら移動していく。
嫌な音で心臓が鳴る。外に聞こえていやしないかと思ったその時、銀川が盛大にクシャミをした。
「びぇ――っくしょん!」
「きゃっ」
驚き、千波は思わず声を上げてしまう。
慌てて口を押さえたがもう遅い。
幸人が中腰二人の前に立ちはだかった。
幸人はひらりと身を翻した。
「ま、待て!」
銀川が追い掛ける。
――千波はその頃、武彦と宮本と共に里沙の側にいた。
「里沙……」
「おかしい……飲ませたのに……いつ効くんだ?」
武彦は里沙の手を握り締めるが、どんどん冷たくなる感触に不安になる。
会場のイベントは、MAKUYAが大サビのラップを華麗に決めている最中だった。
「救急車、まだかな」
宮本が不安げに時計を見た時、店の中を何かを探すように歩き回る砂川を見付けて背中が凍り付く。
「ち――……奴が」
「!」
千波の背中に寒気が走る。
「く……ペコさん何してるんや!」
武彦が唇を噛む。
そこへ銀川が慌ててやって来た。
「千波ちゃん、こんなところにいた!早くここから逃げないと奴が」
銀川は千波の手を引いてそろそろとした足取りでカウンターから脱出を試みる。
店の中はイベントを見ている人達で犇めいている。
その中を掻き分ける様に、幸人の動きを見ながら移動していく。
嫌な音で心臓が鳴る。外に聞こえていやしないかと思ったその時、銀川が盛大にクシャミをした。
「びぇ――っくしょん!」
「きゃっ」
驚き、千波は思わず声を上げてしまう。
慌てて口を押さえたがもう遅い。
幸人が中腰二人の前に立ちはだかった。

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