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sunset~君の光になりたい
第66章 千波の記憶⑥
「やだ……怖い!」


「千波が悪いんだよ……」



ユキトは千波の太股をそっと撫で、脚の間を食い入るように眺めている。


恥ずかしくて怖くて、もう目を開けていられなかった。


ユキトが脚を掴んだまま、顔を近付けて囁いた。




「あの男の子、千波の何?」



「え……?」



「昨日、一緒に居ただろう!」



大きな声を出されて、身が凍る。


ユキトは見たこともない顔をしていた。



いや、この顔はどこかで見た気がする。



――お父さんだ。

お父さんが、真夜中にお母さんを怒鳴っている時の顔。

怖い顔をして怒鳴って、それから泣くお母さんの上に乗って、もっと泣かせて喜んでいるのを何度かドアの隙間から見た。




「怖い……怒らないで」



ユキトは一転して優しい声になる。



「千波が言うことを聞いたら怒らないよ……じっとして?」



「あ、あああ!」



ユキトは開かれた脚の間に指を突き刺して掻き回してきた。



ユキトの荒い息が聞こえてくる。


痛みで千波は泣き叫ぶが、ユキトの指は動きを止めない。



「千波……千波は僕のお嫁さんなんだ……」



「痛い、痛っ……!」



「千波……ごめんね?今からもっと痛いよ」



「!」




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