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sunset~君の光になりたい
第58章 home
「そうやで銀。お前、ええ大人なんやからちょっと落ち着け。ここは公共の場やで」
武彦に静かに諭され、銀川はシュンと下を向いた。
「あ、あの……でも、嬉しかったです……こんな事して貰ったの初めてです!」
千波がそう言うと、銀川は途端に目を輝かせた。
「ホンマに?あ――よかったわあ!
これなあ、レコーディングの合間にチョコチョコ作ってたんや。
これ、よ――く見てみ?ち――さい字が書いてあるやろ?」
銀川が紙吹雪を手に拾い見せてくる。
成程、よく見ると一センチ四方程の小さな紙には極小の文字が丁寧に書かれている。
千波は一つ一つ読んでみた。
「“おめでとう”……“ファイト!”……“元気になってライブに来てや!”……」
ヒロも紙片を拾い目を細めて読む。
「“ヒロが浮気せんようにちゃんと見とるからね”……“ヒロに飽きたらいつでもおいで”……
何なんやこれは……お前……これだけの手間をかける情熱を他の事へ注げないもんか?……」
銀川はへへ、と頭を掻いている。

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