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sunset~君の光になりたい
第54章 君は僕の光
「ちーが知らない男の人と居るのを、俺見たんです」
「――!」
「今まで、誰にも言いませんでした……
当時、警察にも事情を聞かれても、その事を俺は言いませんでした」
「なんでやねん!」
ヒロは思わず宮本の胸ぐらを掴む。
「わかりません……けど、嫉妬していたのかも……」
「――?」
「俺とちーは、あの頃、大人になったら結婚しようって約束してたんです…けど、ちーは、
『お兄さんが寂しがるから、りゅう君と結婚できない』て言って……
あの男の人と居るのを見てからです。
ちーがそう言ったのは」
「そいつ……まさか」
「犯人かはわかりません。けど、ちーが事件に遇ってからはあの人を見たことはありません……けど……」
宮本の顔が青くなり、唇が震える。
ヒロは、何を言うのか固唾を飲んだ。
「――あの男の人は砂川さんです」
「――!?」
「証拠なんてないけど、わかるんです……つっ」
宮本は右手を押さえ、痛みを堪える様に唇を歪めた。

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