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sunset~君の光になりたい
第42章 予感
 小さな光る石でその薬指を飾る、幸せな光景が目に浮かび口元が自然と緩む。
 
 千波の過去――
 ちゃんと受け止められているのだろうか。俺は。
 何かの拍子に恐怖に千波が襲われたら、抱き締めてあげる位しか出来ない。
 側に居る時ならそれが出来るが、もし俺が居ない時は?
 四六時中、千波の側に居られない自分が歯痒い。
 明日は福岡へ向かわなくてはならない。
 少なくとも丸二日間は大阪へ戻れない。
 いっそこのままさらって、常に自分の目が届く処に置いておきたい。
 これはただの独占欲だろうか。
 寝顔を見ながらそんな事を考えていたら、隣部屋から悩ましい声が聞こえてきた。


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