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sunset~君の光になりたい
第35章 恋色の一日③
「それはどういう事ですか」

 武彦が立ち上がった。

「缶詰チェリーボーイ前髪男には関係ないわよっ!……それにそれに、ここの男どもに私の生まれたままの姿を見られて……もうお嫁に行けないわあー!うわーん!」

 突然顔を突っ伏して泣き始めた里沙を、千波が抱き締めて慰めた。

「俺は見てねーぞ!」

 ヒロが一言呟いた。

「里沙ちゃん。泣くな!」

 銀川が立ち上がったが、何故か目が潤んでいる。

「泣くことはないよ!寧ろありがとう!
 ……その美しい生まれたままのヴィーナスのごとき身体、しっかり目に焼き付けたよ!」
「焼き付けるなー!」

 里沙が泣きながら怒鳴った。
 銀川は得意の謎の身振り手振りを交えながら熱く語る。

「大丈夫!俺が責任を取る!お嫁においでー!」

 銀川が両手を広げウインクをした。

「俺も……て、俺は奥さんいるんやわ。残念!でも里沙ちゃんがそれでも良ければー!」

 大石も、ご飯で口をもごもごしながら手を上げている。

「聞き捨てならないな。責任を取るなら僕でしょう」

 武彦も手を上げて、二人を牽制するように睨んだ――
 前髪で顔が隠れているので定かではないが、恐らく睨んでいるに違いない。


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