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sunset~君の光になりたい
第32章 甘い、夜②

「千波は何も悪くない。悪くないんや」

 千波の額に口付ける。
 彼女は泣き腫らした目でヒロを見詰めた。
 ヒロは、何も着ないままでいる彼女にパジャマを羽織らせ腕を通してやる。
 首筋や胸元に、先程付けた徽が紅く付いていた。それを見ていると先程の激しい行為が思い出され、また身体が熱くなってきてしまう。
 直視しないよう、ボタンを嵌めていった。

「もう少し眠ったほうがええよ」

 千波はボタンに手をかけるヒロの腕を掴み首を振る。

「……私に、触りたくなくなった?」
「――!そんな訳あるわけないやろ!何度も言わせんな!」

 思わず大きな声が出て、内心しまったと後悔したが、すでに千波は泣き崩れていた。



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