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sunset~君の光になりたい
第28章 溶けた夢は


"呑み込まれていく叫び
 変わりようのない毎日
 見飽きてしまった景色
 escapeそうescape
 身を屈めて
 escape
 飛び出してしまえ”

「attack……そうだ……それは君の闘い……」
 
 里沙はベッドから半身を起こしたまま一緒に口ずさんだ。
 バスルームのドアがガチャリと開く。出てきた人物を見て顎が外れそうになった。

「たたたっ……!」

 馬鹿みたいに震えながら、真っ直ぐこちらへ向かってくる男を見つめた。
 白いバスローブを纏い、バスタオルを頭にぱさりと載せたままのOVEREARTHのタケヒコだ。彼は、ベッドの脇まで来て手を伸ばし、里沙の額に触れる。

「ひいいい」

 悲鳴をあげる里沙を、タケヒコは面白そうに見た。

「具合は悪くなさそうやね?お嬢さん」
「はっ!……快眠快食当たり前の私はいつでも出動出撃オッケーですっ!
 タケヒコ様の為なら、お電話一本で何処でも駆け付けますっ!」

 つい敬礼しながら口走る。
 タケヒコは、くっくと低く笑った。


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