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sunset~君の光になりたい
第26章 醒めない夢
里沙はへたり込み、呆然とする。
――これが夢だとしたら、どこから何処までが夢なの?
楽屋のドアがガチャと開き、リーダーの克郎(かつろう)が現れ、里沙は叫んだ。
「ひいっ!また出たっ!?」
克郎は、人懐こい笑顔で手を差し出す。
「お姉さん、怖がらなくて大丈夫やで。俺達と一緒に楽しく打ち上……ひっ!?」
里沙の剣幕に克郎の表情が一変する。
「そうやって……また幻で私にぬか喜びさせるのねええ!?」
里沙は克郎の腕を掴み、ひょいと持ち上げ思い切り投げ飛ばした。
克郎は楽屋のドアに叩き付けられ、ひくひく震えながら呟いた。
「……タケヒコ……助け……て……敵は……もの……すごく……強い」
克郎は気を失った。

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