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sunset~君の光になりたい
第24章 恋は轟音と共にやって来る
「ああ――!腹立たしいっ!あのアホー!何がチェリーだ――!」
里沙は、デートの回想に耽り、ここがZeppだという事を一瞬忘れ、頭を掻きむしり喚いていた。
「ちょっ……里沙!」
千波は里沙の口を両手で押さえ、周囲の客達に
「ゴメンなさい!」
と頭を下げた。
里沙の気持ちをライヴモードにすべく言葉をかける。
「里沙、もうすぐ始まるよ!グッズの中身、当たり外れを見ておかないと!」
「……どーせ当たらないし」
里は沙、ぶつぶついいながら"タケヒコTバック"の袋を開けた。
購入者には、ランダムで当たりが出る。
特典は「楽屋招待」。
下着のデザインは気に入らなかったが、いちかばちかで買ってみたのだ。
黒とピンクの色気のない下着が出てくる。
つい、伸び縮みを確認したくなり左右にびよーんと引っ張った。
すると、はらりと小さな紙片が落ちて、里沙は慌ててそれをキャッチした。
その瞬間会場が暗転し、悲鳴で辺りが包まれる。拍手とOVEREARTHコールも始まった。
暗い中で、紙片を目を凝らして見ると、何か書いてあるではないか。
――" アタリ!"――
「……えっ……」

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