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sunset~君の光になりたい
第24章 恋は轟音と共にやって来る
里沙が短く叫んだ時、ステージがまばゆい光に包まれ、ドラムソロが始まった。
会場中から、口笛や拍手、歓声が起こる。
いつの間にかタケヒコがステージ中央にドラムセットと共に現れ、リズムカルにパワフルに、ドラムスを叩き付ける。
後ろで殆どステージが見えていなかったのに、急にその時一瞬周りが広くなり、タケヒコの姿が見えた。
鋭く光る彼の眼光が、ふとこちらを向いたように思えて、里沙の目は釘付けになる。
ライブの時には、例えば
「ボーカルのMAKUYA(まくや)と目が合った!」
などと思いたくなるのがファンの心情だが、今のも、ありがちな希望的観測なのだろうか?
"アタリ"と書かれた紙をしっかりと握りしめ、ステージで次から次へ、まるで全ての熱情を叩き付けるようにリズムを刻むタケヒコを見詰めた。
――"アタリ"を引いてしまった。
これは、本当に良い事なの?
thunder武彦の身体から薫るいつものブルガリが思い出され、胸がちくりとした。
一方で、里沙の胸はタケヒコに会えるという想定外の展開にときめき、早鐘を打っている。
――苦しい。ドキドキワクワクして苦しいよ――
この苦しさは、嬉しいせいなのか、thnder武彦への罪悪感なのか……
そんな思いも、ステージの轟音に掻き消されそうだった。
会場中から、口笛や拍手、歓声が起こる。
いつの間にかタケヒコがステージ中央にドラムセットと共に現れ、リズムカルにパワフルに、ドラムスを叩き付ける。
後ろで殆どステージが見えていなかったのに、急にその時一瞬周りが広くなり、タケヒコの姿が見えた。
鋭く光る彼の眼光が、ふとこちらを向いたように思えて、里沙の目は釘付けになる。
ライブの時には、例えば
「ボーカルのMAKUYA(まくや)と目が合った!」
などと思いたくなるのがファンの心情だが、今のも、ありがちな希望的観測なのだろうか?
"アタリ"と書かれた紙をしっかりと握りしめ、ステージで次から次へ、まるで全ての熱情を叩き付けるようにリズムを刻むタケヒコを見詰めた。
――"アタリ"を引いてしまった。
これは、本当に良い事なの?
thunder武彦の身体から薫るいつものブルガリが思い出され、胸がちくりとした。
一方で、里沙の胸はタケヒコに会えるという想定外の展開にときめき、早鐘を打っている。
――苦しい。ドキドキワクワクして苦しいよ――
この苦しさは、嬉しいせいなのか、thnder武彦への罪悪感なのか……
そんな思いも、ステージの轟音に掻き消されそうだった。

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