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sunset~君の光になりたい
第23章 愚かなチェリーボーイ
「ねえ、千波こそthunder歌ってなくない?沢山覚えてるでしょ?歌ってみなよ」
千波の頬が急速に熱を持つ。思わず頬を押さえて目をぎゅっと瞑った。
頭の中に、鮮明にこの間の事が蘇る。
ヒロの切ないような、苦しいような色が宿った瞳と形の良い唇がすぐ側まで近付いてきて唇を塞がれた。
つい先程まで口の中に含まれていた苦いビールの味と、微かなタバコの匂い。
力強い腕に抱き締められ、何度も身体じゅうに口付けされ……
思い出しただけで、頬や身体が熱くなるのを自覚して、千波はそんな自分に驚いていた。
――男の人に触られるのが嫌だった私が、こんな風になるなんて。
「千波?大丈夫?」
気が付けば、里沙が顔を覗き込んでいる。
「うん……大丈夫だよ……ゴメン」
「思い出し笑いしてる?」
「えっ?」
千波は思わず部屋の壁にかかった鏡で映った自分をまじまじと見詰める。
――あの時、私はどんな風に彼の目に映っていたのだろう?
ヒロさんは何度も、
「好きだ」「綺麗だ」
と言ってくれた。でも、私はそんな風に言ってもらえるような自信なんかこれっぽっちもない。
「千波……綺麗や」
と、彼がを抱き締めながら言った時。私の中で、また何かのフラッシュバックが起こった。
あんなに幸せで、切なくて、甘い気持ちで、身を任せていたのに……
綺麗でもなんでもない私を
「好きだ」
と言ってくれているのに……
千波の頬が急速に熱を持つ。思わず頬を押さえて目をぎゅっと瞑った。
頭の中に、鮮明にこの間の事が蘇る。
ヒロの切ないような、苦しいような色が宿った瞳と形の良い唇がすぐ側まで近付いてきて唇を塞がれた。
つい先程まで口の中に含まれていた苦いビールの味と、微かなタバコの匂い。
力強い腕に抱き締められ、何度も身体じゅうに口付けされ……
思い出しただけで、頬や身体が熱くなるのを自覚して、千波はそんな自分に驚いていた。
――男の人に触られるのが嫌だった私が、こんな風になるなんて。
「千波?大丈夫?」
気が付けば、里沙が顔を覗き込んでいる。
「うん……大丈夫だよ……ゴメン」
「思い出し笑いしてる?」
「えっ?」
千波は思わず部屋の壁にかかった鏡で映った自分をまじまじと見詰める。
――あの時、私はどんな風に彼の目に映っていたのだろう?
ヒロさんは何度も、
「好きだ」「綺麗だ」
と言ってくれた。でも、私はそんな風に言ってもらえるような自信なんかこれっぽっちもない。
「千波……綺麗や」
と、彼がを抱き締めながら言った時。私の中で、また何かのフラッシュバックが起こった。
あんなに幸せで、切なくて、甘い気持ちで、身を任せていたのに……
綺麗でもなんでもない私を
「好きだ」
と言ってくれているのに……

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