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sunset~君の光になりたい
第18章 逢い引き
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「……さん、お姉さん!」
誰かに声を掛けられている事に気付き、里沙は顔を上げた。
同い年か、少し上の軽い感じの男子が目の前にいた。
「さっきから何回か声掛けてたのに、おねーさん、楽しい考え事でもしてたん?」
隣に馴れ馴れしく座り話し掛けてくる。
「え?楽しそうだった?」
「楽しそうに笑ってたでー?……ねえ、俺とデートしたらもっと楽しいで?」
――そうか。私笑ってたんだ。思い出し笑いをしていたのか。
里沙はクスクス笑いながらナンパ男子をかわす。
「ゴメンなさい。今日はデートなので」
「あちゃー。残念!!」
男子は、小さく叫び、あっさりと去って行った。
こんなローカルな駅でも、ナンパは発生するのだな、と感心していると、視界が突然塞がれた。
ふわりと空気が僅かに動きほのかに、仄かにあの薫り……
里沙の目を、長くて骨張った指が覆っている。
「お前は包囲されている……大人しく投降しろ!」
おどけた声が後ろで聞こえ、里沙は手を挙げた。
「……さん、お姉さん!」
誰かに声を掛けられている事に気付き、里沙は顔を上げた。
同い年か、少し上の軽い感じの男子が目の前にいた。
「さっきから何回か声掛けてたのに、おねーさん、楽しい考え事でもしてたん?」
隣に馴れ馴れしく座り話し掛けてくる。
「え?楽しそうだった?」
「楽しそうに笑ってたでー?……ねえ、俺とデートしたらもっと楽しいで?」
――そうか。私笑ってたんだ。思い出し笑いをしていたのか。
里沙はクスクス笑いながらナンパ男子をかわす。
「ゴメンなさい。今日はデートなので」
「あちゃー。残念!!」
男子は、小さく叫び、あっさりと去って行った。
こんなローカルな駅でも、ナンパは発生するのだな、と感心していると、視界が突然塞がれた。
ふわりと空気が僅かに動きほのかに、仄かにあの薫り……
里沙の目を、長くて骨張った指が覆っている。
「お前は包囲されている……大人しく投降しろ!」
おどけた声が後ろで聞こえ、里沙は手を挙げた。

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