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坂上家の美恵子さんの禁忌なカンケイ
第8章 あれから



広い店内には、細身の若々しい青年が、




「いらっしゃいませ!!」






威勢のいい挨拶を

坂上美恵子へかけた。




「俊介……」





視線をあわせれば、唇を強く噛み茫然としていた。






「あの…何か、お探しですか?」






坂上俊介に間違いないが伊達メガネを掛けた立ち居姿、










店内に声を響かせた、





20代とおぼしき青年は、




聞き憶えのある声に…美恵子は瞳を潤ませて、







魔性を秘めたる色香を滲ます、







長い睫毛をした切れ長の眼差しを俊介へ向け、











「そこの…倉庫にありそうな薩摩丸波と摘まみを下さい…」








「…分かりました。少々、お待ち下さい…」










明らかに動揺している坂上俊介のネームプレートは、




【山崎俊介】





と美恵子の瞳に映った。





倉庫へ、足を向けて歩く


美恵子の言葉に表情を曇らせ、




俊介の後について行こうとした美恵子の脚が、







スッと止まった。











「こちらで、お待ち頂けますか、直ぐに持って来ますから…」









薩摩丸波のロゴシールが、







貼られた芋焼酎の瓶と肴の乾きモノとを、俊介がレジの上へ置いた。










「他の摘まみは…と、」









俊介が、酒の肴を探し出した。












近くに居た美恵子は、





「店員さん…」







静かで悩ましい艶声を自然に洩らし、



























































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