この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
坂上家の美恵子さんの禁忌なカンケイ
第9章 グットバイ

「兄さん、私、嫁ぐことに決めた。もういいの…。逃げたりしない。」
美恵子は、哀しげに呟いた。
「ああ‥そうか。俺は俺で落ち着いたしな。
二度と体の関係を持つことはやめよ…」
養子縁組みに出されたが、
俊介は、美恵子に
移り気な言葉を言われて、駆け落ちをするのは、やめた。
義妹に幸せにな結婚が出来ればいいと、
そんなことを望んだ。
「ホラ、乾きものに芋焼酎。買い物だろう。じゃあな‥」
俊介がその場から立ち去り、代金を受け取らずにいた手を、
美恵子は握った。
「ね…仲良いもんね…」
美恵子は涙声でそんな言葉を、
初めて俊介へ洩らした。
照れくさそうに俊介の頬へキスをした後、
「じゃあね‥俊介兄さん!」
飛びっきりいい笑顔で店をあとにした。
終
美恵子は、哀しげに呟いた。
「ああ‥そうか。俺は俺で落ち着いたしな。
二度と体の関係を持つことはやめよ…」
養子縁組みに出されたが、
俊介は、美恵子に
移り気な言葉を言われて、駆け落ちをするのは、やめた。
義妹に幸せにな結婚が出来ればいいと、
そんなことを望んだ。
「ホラ、乾きものに芋焼酎。買い物だろう。じゃあな‥」
俊介がその場から立ち去り、代金を受け取らずにいた手を、
美恵子は握った。
「ね…仲良いもんね…」
美恵子は涙声でそんな言葉を、
初めて俊介へ洩らした。
照れくさそうに俊介の頬へキスをした後、
「じゃあね‥俊介兄さん!」
飛びっきりいい笑顔で店をあとにした。
終

