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坂上家の美恵子さんの禁忌なカンケイ
第7章 No.2

「ンググ」
美恵子は、抵抗しようかと思ったが、愛されている実感を感じて、
手で、無理にキスを解こうとするのをやめた。
ガチャガチャ、とドアノブへ鍵で掻き回す音が聞こえて来た。
新井弘子が、俊介の住む部屋のドアを開けて、
靴を履いたままで、ズカズカと上がり込み、
ベッドに、俊介と裸で寝て居た美恵子をパンッ、と引っ張たいた。
「メス豚!バカ!」
新井弘子は、涙ぐんでいた。
頬を叩かれた美恵子は、裸身を露わにして身を起こして…
小さなポーチにしまったパスポートを、新井弘子に手渡した。

