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白衣を脱いだら~熟れた蜜の囁き
第8章 昔語り(2)
彼の舌が丁寧に、それでいて容赦なく私を蕩かしていく。

「あああ……っ」

「あっつ……あっつ……」

「いいっつ……んっ……いい……」

スタッカートのように短い言葉が弾け飛ぶ。それは熟女のような淫らな言葉ではなく、女子大生の、まだあどけなさを残した短い喘ぎだった。ただ「熱い」「気持ちいい」という感覚を、素直に零すことしかできなかった。

彼は再び上半身を起こし、今度は私の顔の目の前に膝をついた。天井を向いたペニスが、目の前でその存在を主張している。

美香はわずかに戸惑った。まだ不慣れで、どう振る舞えばいいのかわからない。だが、彼の手が優しく後頭部を撫でると、不思議と自然に口が開いてしまった。舌でそっと触れると、微かな塩気と強烈な熱を感じる。不器用に、ゆっくりとそれを口腔に含んだ。

まだ、うまくできない。歯が当たってしまったり、息が詰まりそうになったりする。唾液がたらりと口の端を伝い落ちる。上手にできているのかも分からないまま、ただ言われるがままに頭を動かした。

「ん……ちゅ……んっ……」

小さな水音が部屋に響く。

美香の頬は燃えるように赤く、目はうつろに上を向いている。自分のこの不器用な口づけが、彼をこれほどまでに熱くさせている。その事実が、かつて厳重に閉ざしていた黒い欲望の蓋を、また音を立てて押し開けていく。

こんなにも下手くそなのに、彼は少しも嫌な顔をしない。むしろ、その未熟さをまるごと優しく受け止めてくれている。その底知れない優しさが、かえって私の中の隠された黒い部分を悪質にくすぐった。

彼はポジションを入れ替え、再び私の上にどっしりと覆い被さってきた。挿入された瞬間、美香は小さく甘い声を漏らした。

「あっ……んぅっ……」

痛みと歓喜が同時に突き上げてくる。まだ慣れない肉体が、彼の圧倒的な熱量をただ戸惑いながら受け止める。彼はすぐには動かず、私の中でじっとその形を伝えてくれていた。

私の内側が彼の形に合わせてゆっくりと、愛おしそうに収縮する。自分の体がこれほどまでに素直に彼を受け入れてしまうことが、不思議で、たまらなく恥ずかしくて、それと同じくらい嬉しかった。

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