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キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏
第1章 こんにゃくと、レジのお姉さん
ん? ふと目についたのが、建物の横にある通路だった。従業員用の通路のようで、段ボールや空き缶をまとめた袋などが置かれていた。あの道はスーパーの裏手に繋がっているのではないか。立ち入り禁止とも書かれていない。
祐介は周囲を確認してから、そっと、忍び込んだ。
予想どおり、通路は建物を囲むように繋がっていた。誰にも会うことがなく、建物の真裏まで回り込んできたところで、チャリンコが三台止まっていた。従業員の自転車置き場みたいだった。
「あれ?」
チャリンコの近くまで寄ったところで、いきなり女性の声がした。聞き覚えのある、綺麗な声だった。
山積みの段ボールのせいで死角となっていたが、自転車置き場の真向かいに、青色のプラスチック製のベンチが置いてあった。
レジのお姉さんがひとり座って、手にはメロンパンを持っていた。メロンパンはあと一口で食べ終わるほど小さくなっていた。
緑のエプロンはしておらず、白のTシャツにジーンズで、黒のスニーカーを履いていた。
やっぱり、オッパイは大きかった。
「……あぅ」
あれほど必死に探し回っていたのに、いざ見つけると、祐介は言葉にならないうめき声しか出なかった。
「さっきの……?」
レジのお姉さんも目を丸くしていた。
「あ、はい……」
祐介は視線が定まらないまま、軽く会釈した。
「ど、どうしたの? え、なんで? ここ、入ってきたらダメだよ」
意外にもレジのお姉さんは元気そうだった。戸惑ってはいたが、女子アナのような綺麗な声でたしなめてきて、さっき、あんなに睨み付けてきたのも嘘のようだった。
「すみません。あの……いや、えっと、さっきは……」
「そう、なんで逃げたの? 君、どこの子?」
ベンチに座ったまま、体を前屈みにして、棒立ちの祐介をのぞき込むように聞いてきた。エプロンを着けていないから、今度はTシャツ越しに巨大なおっぱいがぶるるんと弾むのが見えた。
「どこ? どこって、えっと、けっこう遠くから来たんですけど。あの、それよりもお姉さん、大丈夫……でしたか?」
「ん? あ~、それで……心配になって見に来たの?」
軽く首をかしげて、レジのお姉さんはにわかに口元を緩めた。こんなふうに女の人から微笑まれたのも、たぶん初めてのことで、たちまち祐介は全身からどっと汗が噴き出た。
祐介は周囲を確認してから、そっと、忍び込んだ。
予想どおり、通路は建物を囲むように繋がっていた。誰にも会うことがなく、建物の真裏まで回り込んできたところで、チャリンコが三台止まっていた。従業員の自転車置き場みたいだった。
「あれ?」
チャリンコの近くまで寄ったところで、いきなり女性の声がした。聞き覚えのある、綺麗な声だった。
山積みの段ボールのせいで死角となっていたが、自転車置き場の真向かいに、青色のプラスチック製のベンチが置いてあった。
レジのお姉さんがひとり座って、手にはメロンパンを持っていた。メロンパンはあと一口で食べ終わるほど小さくなっていた。
緑のエプロンはしておらず、白のTシャツにジーンズで、黒のスニーカーを履いていた。
やっぱり、オッパイは大きかった。
「……あぅ」
あれほど必死に探し回っていたのに、いざ見つけると、祐介は言葉にならないうめき声しか出なかった。
「さっきの……?」
レジのお姉さんも目を丸くしていた。
「あ、はい……」
祐介は視線が定まらないまま、軽く会釈した。
「ど、どうしたの? え、なんで? ここ、入ってきたらダメだよ」
意外にもレジのお姉さんは元気そうだった。戸惑ってはいたが、女子アナのような綺麗な声でたしなめてきて、さっき、あんなに睨み付けてきたのも嘘のようだった。
「すみません。あの……いや、えっと、さっきは……」
「そう、なんで逃げたの? 君、どこの子?」
ベンチに座ったまま、体を前屈みにして、棒立ちの祐介をのぞき込むように聞いてきた。エプロンを着けていないから、今度はTシャツ越しに巨大なおっぱいがぶるるんと弾むのが見えた。
「どこ? どこって、えっと、けっこう遠くから来たんですけど。あの、それよりもお姉さん、大丈夫……でしたか?」
「ん? あ~、それで……心配になって見に来たの?」
軽く首をかしげて、レジのお姉さんはにわかに口元を緩めた。こんなふうに女の人から微笑まれたのも、たぶん初めてのことで、たちまち祐介は全身からどっと汗が噴き出た。

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