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妻であること、女であること(仮
第5章 苛立ち
浮気を疑って泣いているということは、
旦那さんのことが好きだという証拠。
正直、俺は旦那に嫉妬していた。
陶子さんの話を上の空で聞くような、そんな男が好きなのかよ、と。
「さて…どうしましょうね」
「……」
「証拠があるわけじゃないし、まだ全然グレーですけど、何もなかったように家に帰れますか?」
帰りたくない。
そう言って欲しい。
そして、俺の胸で泣いてくれないか
あの時みたいに……
陶子さんは覚えているんだろうか、あの日のことを。
旦那さんのことが好きだという証拠。
正直、俺は旦那に嫉妬していた。
陶子さんの話を上の空で聞くような、そんな男が好きなのかよ、と。
「さて…どうしましょうね」
「……」
「証拠があるわけじゃないし、まだ全然グレーですけど、何もなかったように家に帰れますか?」
帰りたくない。
そう言って欲しい。
そして、俺の胸で泣いてくれないか
あの時みたいに……
陶子さんは覚えているんだろうか、あの日のことを。

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