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妻であること、女であること(仮
第4章 私に似た女
side 陶子
『部屋に』という西谷君の言葉に
正直驚いていた。
でも、黙って連れ去って欲しい
とも…思っていた。
どこへ行けばいいのかも分からない。
帰る気にもなれない。
話したいことは、人に聞かれたくない話ばかり…。
西谷君…私、どうすればいいの…
「あ、でもこれからどうしましょう。
俺はずっとドライブでもいいんですけど、
どこかでお茶しますか?」
その言葉に、甘えたい…
「あの…」
「はい」
「私もドライブでもいいしお茶でもいいの。
でもね、相談したいこと…あるの」
「はい」
「あんまり人に聞かれたくないことなの」
「わかりました」
西谷君はそう言っただけで、どこに行くのかも私に告げず
どんどん車を走らせた。
もしかして…西谷君の部屋?
そう思い始めた頃、目の前にゴールが見えた。
到着したのはカラオケボックスだった。
「ここで、大丈夫ですよね?」
「うん。助かる」
二人でボックスに入ると、少しホッとするだろうと思っていたのに、
私は、少し緊張してるみたいだった。
「こーゆーとこ、久しぶり」
「そーなんですね。
昔はよく行きましたよね」
「うん、昔も相談ごとがあると、よく来たよね」
そう。
誰にも聞かれたくない話は、
カラオケボックスでよくしていたっけ。
お互いの部屋にも行ったことはあったけど、
ボックスで朝までしゃべり明かしたこともあった。
「朝まででも付き合いますよ」
西谷君は、私を笑わせようとしているみたいだった。
でも、私はその言葉に
あえて真面目に答えた。
「そーしたいな。できるなら」
その言葉には、いろんな意味が込められていた。
これから話すことは重い話であること。
そして、私は人妻で、簡単に朝帰りなんてできないこと。
けど、私は…帰りたくないということ。
『部屋に』という西谷君の言葉に
正直驚いていた。
でも、黙って連れ去って欲しい
とも…思っていた。
どこへ行けばいいのかも分からない。
帰る気にもなれない。
話したいことは、人に聞かれたくない話ばかり…。
西谷君…私、どうすればいいの…
「あ、でもこれからどうしましょう。
俺はずっとドライブでもいいんですけど、
どこかでお茶しますか?」
その言葉に、甘えたい…
「あの…」
「はい」
「私もドライブでもいいしお茶でもいいの。
でもね、相談したいこと…あるの」
「はい」
「あんまり人に聞かれたくないことなの」
「わかりました」
西谷君はそう言っただけで、どこに行くのかも私に告げず
どんどん車を走らせた。
もしかして…西谷君の部屋?
そう思い始めた頃、目の前にゴールが見えた。
到着したのはカラオケボックスだった。
「ここで、大丈夫ですよね?」
「うん。助かる」
二人でボックスに入ると、少しホッとするだろうと思っていたのに、
私は、少し緊張してるみたいだった。
「こーゆーとこ、久しぶり」
「そーなんですね。
昔はよく行きましたよね」
「うん、昔も相談ごとがあると、よく来たよね」
そう。
誰にも聞かれたくない話は、
カラオケボックスでよくしていたっけ。
お互いの部屋にも行ったことはあったけど、
ボックスで朝までしゃべり明かしたこともあった。
「朝まででも付き合いますよ」
西谷君は、私を笑わせようとしているみたいだった。
でも、私はその言葉に
あえて真面目に答えた。
「そーしたいな。できるなら」
その言葉には、いろんな意味が込められていた。
これから話すことは重い話であること。
そして、私は人妻で、簡単に朝帰りなんてできないこと。
けど、私は…帰りたくないということ。

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