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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第12章 躾けられ
娘は反抗期の真っ只中。
父親である夫に対しては、
激烈に嫌悪感を示していた。
そして、私にも、向かっていた。
二言目には、
「あの人のどこが良かったの?」
と、私に訊く娘。
私に似て、丸顔で、ふくよかな体形。
夫に似たのは、性格。
自分の性格が好きではないと
小学校の高学年くらいから
言い出した娘。
その嫌だと思う性格は、
そっくりそのまま
父親である夫の性格だった。
だからか、父親である夫に
敵意を剥き出しにする娘。
そして、中学校に進学すると、
私にもその敵意は向けられた。
その理由は、知能・学習面。
成績優秀な夫。
しかし、娘は中学受験の失敗もあって、
自分の頭が悪いと認識しているのか、
成績不振の理由を母親からの遺伝だと
考えるようになって、
「お母さんの責任だから」
と、言うようになった。
そして、不良行為も増えた。
警察に呼ばれたのは
先日が初めてだったけど、
その前から予兆はあった。
学校からの帰宅時間が遅くなり、
中学校の生活指導部からは、
「中学校の近くの私立大学の学生と繁華街で歩いているところを目撃したという情報がありました。家庭でも注意してください」
と、連絡があったことも…。
中学三年生にしては、
成長著しい体格の娘。
大学生の男子から
声を掛けられることもある
とは知っていました。
注意は、学校の生活指導部から
言われるまでもなく、
家庭でもしていました。
反抗期の娘に、注意したことは、
結果的に失敗だったと思います。
『火に油を注ぐ』という結果だったから。
でも、それも、高校受験を控えたこともあり、
持ち前の負けん気が、中学受験失敗の
リベンジという意識に変わり、
受験勉強に邁進し始め、安堵したばかり。
ここで、私の今回のことが、
娘に伝わると、どうなるか?
受験勉強は頑張るかもしれないけど、
今まで、娘の男性関係に関して、
注意を繰り返してきた私。
その反感は未だに癒えているとは
到底思えず、こんなことがバレたら、
想像するまでもありませんでした。
父親である夫に対しては、
激烈に嫌悪感を示していた。
そして、私にも、向かっていた。
二言目には、
「あの人のどこが良かったの?」
と、私に訊く娘。
私に似て、丸顔で、ふくよかな体形。
夫に似たのは、性格。
自分の性格が好きではないと
小学校の高学年くらいから
言い出した娘。
その嫌だと思う性格は、
そっくりそのまま
父親である夫の性格だった。
だからか、父親である夫に
敵意を剥き出しにする娘。
そして、中学校に進学すると、
私にもその敵意は向けられた。
その理由は、知能・学習面。
成績優秀な夫。
しかし、娘は中学受験の失敗もあって、
自分の頭が悪いと認識しているのか、
成績不振の理由を母親からの遺伝だと
考えるようになって、
「お母さんの責任だから」
と、言うようになった。
そして、不良行為も増えた。
警察に呼ばれたのは
先日が初めてだったけど、
その前から予兆はあった。
学校からの帰宅時間が遅くなり、
中学校の生活指導部からは、
「中学校の近くの私立大学の学生と繁華街で歩いているところを目撃したという情報がありました。家庭でも注意してください」
と、連絡があったことも…。
中学三年生にしては、
成長著しい体格の娘。
大学生の男子から
声を掛けられることもある
とは知っていました。
注意は、学校の生活指導部から
言われるまでもなく、
家庭でもしていました。
反抗期の娘に、注意したことは、
結果的に失敗だったと思います。
『火に油を注ぐ』という結果だったから。
でも、それも、高校受験を控えたこともあり、
持ち前の負けん気が、中学受験失敗の
リベンジという意識に変わり、
受験勉強に邁進し始め、安堵したばかり。
ここで、私の今回のことが、
娘に伝わると、どうなるか?
受験勉強は頑張るかもしれないけど、
今まで、娘の男性関係に関して、
注意を繰り返してきた私。
その反感は未だに癒えているとは
到底思えず、こんなことがバレたら、
想像するまでもありませんでした。

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