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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第11章 一枚上手
話が逸れ出していたいたけど、


「ま、娘さんの受験はわかったが、何時だろうと、俺達が求めたら、来るんだ。まさか、徹夜で勉強なんてことはないだろ?」


翔太くんが笑った。

さすがに、それは、なかった。

テスト前でも、

徹夜をするタイプではなかった。

しかし、これからは、わからない。


「無いと思うけど、無いと断言はできないわ」


私が答えると、


「ま、そのときは、娘さんに眠剤でも飲ませろ」


と、笑った翔太くん。


「俺達には、奥さんが必要なんだよ」


壮太くんが、笑いながら、尻を叩いた。

痛みに慣れてきて、声は漏れなかった。


「ミンザイ?」


私はそれを訊いた。意味がわかっていなかった。


「睡眠薬だよ。病院で眠れないって言い続ければ、処方箋をくれるさ」


翔太くんが私に言った。


「そんな薬剤を使うなんて…」


私が言い淀むと、


「イチイチ、うっせーな。奥さんは、言われた通り、呼ばれたら来たらいいんだよ」


と、怒鳴る翔太くん。


「立場がわかってんのか?どんな方法を使っても俺達が呼んだら来るんだよ。でないと、旦那にも娘にも、今までの動画を見せるぞ」


壮太くんが、言いながら、尻を叩いた。

痛みより、尻が叩かれて熱くなってきていた。

それでも、ブランコを漕ぎ続けるしかない。


「奥さん、尻がサルみたいに真っ赤だぜ」


後ろから写真を撮っていた俊也くんが言った。


「そうね。真っ赤になるまで、尻を叩かれ続けても、嫌がりもしないなんて、オバサン、変わってるわね」


葵ちゃんが動画を撮影しながら笑っていた。


「葵ちゃん撮っている動画も、なんなら、娘に見せようか。夜の公園で、競泳水着でブランコに乗って、男にケツを叩かれている動画。見たら、どう思うかな?」


翔太くんが笑った。私が俯くと、


「ま、俺達の言うことを聞いていれば、そんなことはしない。だから、素直に言うことを聞くんだ。いいな!」


と、続けた。


「わかったわ」


それだけを私は答えた。

満足そうに、翔太くんが笑い、

後ろから、壮太くん、俊也くんの笑う声。


「別にいいじゃない?オバサンだって、気持ち良くなれるんだから」


葵ちゃんがそう言って、私の尻を軽く叩いて笑った。
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