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えちちな国のありす
第4章 ぬるぬるローションでイッちゃう♡
☆☆☆
それは、あのやたらと無駄に熱い試合の終了後のことだった。
『試合は2フラッグ先取、これで引き分け…』
座ったままの姿勢で、水着のボトムスをふらふらと振りながら、ルークが言う。
『ああ…そうだな。でも…いい試合だったぜ』
カルがルークに手を差し伸べてその身体を引き起こそうとするが、
ぬるぬるとローションが滑り、ルークはうまく立つことができない。
そして、ついに二人してもつれ合うように派手に転んでしまったのだ。
『はっはっはは…』
『ふふ、ふふっ』
頭から更にローションをひっかぶってしまい、二人は互いに笑いあった。
『お前の技も、冴えていた』
『ああ、ありがとよ。
だがな、本当は分かってんだよ。
俺達総掛かりでおめーひとりに抜かれたんだ…
こっちの負けさ』
二人はそう言い合うと、どちらからともなく、ガシッと右腕を組み合わせた。
スポーツでいい試合をしたライバル同士の熱い友情…
に見えなくもない。
ローションまみれでさえなければ。
『ところで、ありすのことだが…』
ルークが口を開いた。
『分かってるよ…実質おめ~の勝ちだ。
自由にしな』
カルがそう言うのを聞いて、
ローションプールの真ん中で丸くなっていた私の目が、
パチリと開いた。
え?もしかしてこれって!?
た、助かったってこと??
これはもしかしたらルークの作戦勝ちなのかもしれない。
敢えて不利な勝負を受け、それを実力でねじ伏せる…
たとえ、勝てなくても、引き分けにさえ持ち込めばこうなることを予想できた。
そうだ。
私はルークの味方だ。
勝算は十分にあったわけだ。
『ルーク!!』
本当なら飛びつきたいほど嬉しいのだが、
今の私がそれをやったらとんでもない痴女だ。
嬉しい気持ちをぐっと堪えて、
彼の名を呼ぶだけにとどめていた。
『いや、それなんだが…』
ルークが続ける。
その目はなんとなく、
どこか遠くを見つめるような澄んだ眼差しを湛えていた。
なんか、強者の黄昏みたいな雰囲気を感じる。
…ちょっとかっこいい、かも?
ここで、ルークに出会えて良かったよ!
そうじゃなきゃ私、今頃オオカミどもの餌食だったし…
それは、あのやたらと無駄に熱い試合の終了後のことだった。
『試合は2フラッグ先取、これで引き分け…』
座ったままの姿勢で、水着のボトムスをふらふらと振りながら、ルークが言う。
『ああ…そうだな。でも…いい試合だったぜ』
カルがルークに手を差し伸べてその身体を引き起こそうとするが、
ぬるぬるとローションが滑り、ルークはうまく立つことができない。
そして、ついに二人してもつれ合うように派手に転んでしまったのだ。
『はっはっはは…』
『ふふ、ふふっ』
頭から更にローションをひっかぶってしまい、二人は互いに笑いあった。
『お前の技も、冴えていた』
『ああ、ありがとよ。
だがな、本当は分かってんだよ。
俺達総掛かりでおめーひとりに抜かれたんだ…
こっちの負けさ』
二人はそう言い合うと、どちらからともなく、ガシッと右腕を組み合わせた。
スポーツでいい試合をしたライバル同士の熱い友情…
に見えなくもない。
ローションまみれでさえなければ。
『ところで、ありすのことだが…』
ルークが口を開いた。
『分かってるよ…実質おめ~の勝ちだ。
自由にしな』
カルがそう言うのを聞いて、
ローションプールの真ん中で丸くなっていた私の目が、
パチリと開いた。
え?もしかしてこれって!?
た、助かったってこと??
これはもしかしたらルークの作戦勝ちなのかもしれない。
敢えて不利な勝負を受け、それを実力でねじ伏せる…
たとえ、勝てなくても、引き分けにさえ持ち込めばこうなることを予想できた。
そうだ。
私はルークの味方だ。
勝算は十分にあったわけだ。
『ルーク!!』
本当なら飛びつきたいほど嬉しいのだが、
今の私がそれをやったらとんでもない痴女だ。
嬉しい気持ちをぐっと堪えて、
彼の名を呼ぶだけにとどめていた。
『いや、それなんだが…』
ルークが続ける。
その目はなんとなく、
どこか遠くを見つめるような澄んだ眼差しを湛えていた。
なんか、強者の黄昏みたいな雰囲気を感じる。
…ちょっとかっこいい、かも?
ここで、ルークに出会えて良かったよ!
そうじゃなきゃ私、今頃オオカミどもの餌食だったし…

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