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えちちな国のありす
第4章 ぬるぬるローションでイッちゃう♡
私は先程ルークから言われたもう一つのことを思い出していた。

『もし、俺が間に合わず、
 カルに追いつかれそうになったら…』

ヒュンと後ろからカルが大きく腕を振り回したようだった。
このブラ、背中に結び目があるのだが、
その紐に爪の先がかすったみたいな感触がある。

やば!

「ありすちゅわん。もう、俺、追いついちゃう」
「いやあああっ!!」

背後でまたしても大きくカルが腕を振り上げる気配がする。
もう、次に手を伸ばされたら、絶対にブラを取られちゃう!

「よ〜〜〜♡」

ぶううん!
カルの腕が振り下ろされ、その指が私のブラを狙ってくる。

それが、私の身体にたどり着く瞬間…

ずさあああっ!!!

「何っ!?」

私は腰を落とすと、そのままスライディングの要領で、
ローションプールを滑っていった。

『作戦2だ…湖の水を利用するんだ』

これこそ、私がルークから授けられたもう一つの秘技…

「スリック・スライド(滑らかなスライディング)だと!」

後ろからやたらかっこいい名前で、今の技名が叫ばれる。
そんな大したことではないのだが…

「おのれ!!…小癪な…
 だが、それで俺から逃れられると思うなよ!?」

ずささっさっ!!

今度はカルが頭からローションプールに飛び込む形でこちらに滑ってくる。

「おお!カルさんの十八番!!
 スライミー・ダイブ(ぬるぬるの飛び込み)!!」

こちらも妙に中二病的な技名で仲間から称賛を浴びる。
要は単に頭から滑ってツッコんできているだけなのだが…

そうは言っても、ものすごい勢いでこちらに迫ってくる!!!

「取ったぁ!!!」
「いけぇ!カル!!」

ずさささささぁ!

カルが滑り込みながら、その右手を私のブラに伸ばしてくる。

させるか!

私はローションの中でぐるりと身体を水平に回転させると、
思いっきり足を突き出してやる。
結果、カルの顔にバシャリとローションが浴びせられた。

「ぐうぅ!!」
「あの、ありすとかいう女!
 ヴィスコース・スプラッシュ(ねばねば水しぶき)まで!!!」

なんてやつだ…
すげえ
ざわざわ、ざわざわ

茶色オオカミたちが、またも大きくどよめく。
いや、足でローション蹴っただけだし…。

「カル!そいつできるぞ」
「言われなくても分かってる!」
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