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えちちな国のありす
第4章 ぬるぬるローションでイッちゃう♡
慎重に、でも急いで、
転ばないように、でも早く!

私は必死に足を動かす。

『だから、まず作戦1…
 ありすは、スタートコールがあったら、
 対岸に向かって走るんだ…』

言われなくてもそうするわよ!!
ヌルヌルのローションは足を引き抜くのも一苦労だ。

『俺は、必ず奴らに勝つから…』

力強く言ったその言葉を、今は信じるしかなかった。
信じるしか、ないのだが…

「ありすちゅわああああん♡」
背後からカルの声が聞こえる。
恐る恐る振り返ると、猛烈なダッシュでこちらに迫ってきている。

しかもその競泳用パンツからは…

ひえええぇ!!

すでに勝利を確信しているのかもしれないが、
ルークにも劣らないほどの大きな『アレ』の先っぽが
顔をのぞかせていたのだ。

やめろぉおおお!!
ルーク!早く来て!!!

思うように進まない足を必死に動かして、
少しでもカルと距離を開けるべく、私は走る。

だが、一体どうやってるのかわからないが、
この歩くことさえままならないローションプールの中を
カルは器用に走ってくる。
距離がどんどん詰められていく。

まずい、まずいっ!

対岸までは、まだ50メートル以上はある。

そうこうしている間にも、
私の背後にはカルが、
そして、その仲間の茶色オオカミたちが、
目をギラつかせ、股間を膨らませて追いかけてくる。

そして、頼みの綱のルークは、
その斜め後ろで、何人かの茶色オオカミたちに妨害されながら
なんとか追いすがってきている状態だ。

「待って〜〜〜、ありすちゅわん♡」
「バカ、待つか!」
「そんなこと言わないで〜〜〜♪」

妙に軽いノリだが、
ねっとりとしたいやらしさのこもった声。
背中がゾワッとする。

早く、早く早く!!

だけど、焦れば焦るほど、足が滑りそうになり、
踏ん張っては、なんとかバランスを取って進む。
その繰り返しだ。

そして、とうとう、背後数メートルまで追いつかれてしまう。

「フラッグ!いっただくよ〜〜〜♪」
カルの腕が伸ばされてくる。
どうやら、このローションプールで一番速いのは、
カルとルークの二人だけのようだ。

他のオオカミたちはまだまだ遥か後方にいる。

こ、こうなったら!!
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