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えちちな国のありす
第4章 ぬるぬるローションでイッちゃう♡
ぎゃああ!何言ってんのよあんた!
私は違うって言ってるでしょうが!

しかし、そんな私の心の声をよそに、
茶色オオカミたちは、わーっ!と一斉に喜びの声を上げる。
救いを求めるようにルークの方を見たが、
ルークもまた、頭をポリポリとしてため息をついている。

その様子がすべてを物語っていた。

「じゃあ、始めっとすっか!
 野郎ども!ルールはいつもの通り、
 ツー・フロック・ファイト
 ツー・フラッグ制だ!」

「ガタガタ文句言わねーよな?
 ルークも」
「ああ…いいが、ルールをひとつ変えてくれ」
「あ?どういう意味だ?」
「ローンで」

その言葉に皆がまたざわつく。

もう!フロックとか、フラッグとか、ローンとか、
ホント意味わかんないんですけど!!

「おいおい…てめえ、そりゃ喧嘩売ってんのか?」
カルが声を低め、目を細める。明らかにギラついた態度だ。
だが、ルークは全く意に介さない。
私の方につかつかと近寄ってきた。

ルークの無言の圧力に恐れをなしたかのように、
私を両側から捕まえていた茶色オオカミ男たちが後ずさる。

彼の手が私の顎を取る。
さっき、カルにされたのとは違って、
何となく優しさを感じる触り方だった。

「ああ…そうだ…
 なにせ、このありすは…」

言いながら、カルに挑発的な視線を送っていた。

そして、そのまま…

チュ♡

ルークは私の唇にキスをした。
一瞬、私の頭は真っ白になり、場がざわめいた。
そこでさらに、

「俺の、女だからだ」

なんてルークが言ったものだから、
一瞬にして茶色オオカミ軍団が凍りついてしまった。

ハッと我に返ったのか、カルがこめかみに青筋を浮かべる。

「てめえ!独り占めするつもりか?」
声が震えており、相当腹を立ててる様子がよくわかった。

な、なになに!?
一体何が起こってるの??
『俺の女』ってどういうこと!?

混乱する私に、ルークがそっと耳打ちをする。

「ありす、静かに。
 俺に合わせて」

その様子はカルからはルーク自身の身体が陰になって見えてない様子だった。

「お前が俺に勝てばいいだけだろ。
 それとも何か?
 尻尾巻いて巣穴に戻るか?
 なら俺の不戦勝だ」

て、てめえ…

ギリギリとカルが歯を食いしばる。
口の端からはみ出した牙がギラリと光った。
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