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大人の時間
第13章 おもてなし
隆史
「マツモト部長、ハーフなんだよ」
「お父様がイギリス人でしたっけ?」

マツモト
「そう、父がイギリス、母は日本人でね」
「生まれも育ちも日本だけどね」

仁美
「だから仁美が青いんですね…」
「綺麗な瞳ですね…」

マツモト
「はっはっはっ!いや〜、美人な奥様に褒められると照れるね〜」
「昔はハーフって言うだけでよくイジられたけど」

確かによく見ると、マツモトの肌は白人のように白い。

仁美
「外国人の方って憧れます〜」
「奥様がイギリス人だったって言うのも凄いですね〜」

マツモト
「いや〜、イギリス人女性は気が強いし」
「日本人女性の方が美しいと思うよ」

マツモトは仁美を見つめてニコリと笑う。
仁美は、マツモトの視点が仁美の胸元に向いていることに気づいた。

支度に追われ、服装に気を使うのを忘れていた。
キャミソールに短めのスカート、しかもブラを忘れたせいで、
谷間が見えている。

仁美
(やばっ…ブラしてなかった…しかもキャミソール…)
(今、私の谷間を見てた…?)

仁美はとりあえずニコリと笑顔を返した。

酒がドンドンと進んでいく。

隆史
「部長〜。明日は祝日だから〜」
「朝まで飲みましょう!なんなら泊まっていって!」

隆史はかなり酔っていて、今にも倒れそうだ。

マツモト
「流石に邪魔は出来ないよ〜」

隆史
「部長を追い出すなんてもってのほかです!」
「もう終電ないですし、この辺りにホテルはないし…」
「とりあえず飲んで考えましょう!」

仁美
(も〜…恥ずかしいなぁ…)

サラリーマンらしい押し問答が続く。
そんなこんなで深夜を超えてしまう。

流石に帰る手段がなくなってしまったマツモト。

仁美
「マツモトさん、別に泊まって頂いても大丈夫ですよ…?」
「夫が無理矢理連れてきてしまったようですし…」
「そんな本人はイビキかいてますけど…」

マツモト
「いやいや、隆史君とはいつも気にせず飲める仲でね」
「私も乗り気だったからしょうがないさ」
「しかし、どうしようかな」

仁美
「確かに終電もないですし…」
「とりあえずシャワーでも浴びますか?」
「その後飲み直せばいいですし…」

マツモト
「いやぁ、申し訳ないけどなぁ…」

仁美
「夫もしばらく起きないと思いますし」

マツモト
「そうだなぁ…汗臭いのも失礼だし、お借りするよ」
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