この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
大人の時間
第13章 おもてなし
仁美
「も〜ホントに…いきなり困るんだけど…」
夜遅くに、仁美がバタバタしている。
部屋を片付け、キッチンでツマミの用意をしている。
少し前に、酔った隆史から連絡があった。
部長と飲み屋を数件ハシゴしていたら、いつの間にか自宅付近の飲み屋に辿り着いたそうだ。
せっかくだから部長を連れて家で飲み直す、
そう一方的に電話で伝えられ、支度に追われている。
22時を回っている。
こんな時間に迷惑だな、と文句を垂れつつも、
相手は隆史の上司だ。
隆史も出世の事を考えて誘ったのだろう。
仁美は不機嫌になりつつも理解しようとした。
一通り準備が出来た時、隆史が帰ってきた。
隆史
「仁美〜、帰ったぞ〜」
明らかに酔った隆史の声が聞こえた。
仁美が玄関まで出迎える。
マツモト
「どうも〜仁美さん」
「夜遅くにお邪魔しちゃって申し訳ない…」
低姿勢な男が頭を深々の下げている。
仁美
「いえいえ…」
「隆史が強引に誘ったみたいで…」
「こちらこそ申し訳ありません…」
マツモトが頭を上げた。
50歳のマツモトは身長180センチ。
学生時代から水泳をやっていたようで、
年齢に負けない、ガッシリとした体格をしている。
彫りが深く、よく見ると、瞳が青い。
仁美
(凄いイケメン…)
(もっと「オジサン」みたいな人をイメージしてた…)
(それに、目の色が青い…)
疑問を抱えながら介錯し、
「さぁどうぞ、お上がりください」
マツモトをリビングへ案内した。
リビングで飲み直す隆史とマツモト。
仕事の話を熱く語り合う。
マツモト
「隆史君は当社の期待のエースだからな」
「とても期待しているよ」
隆史が照れる。
マツモト
「仕事に励むのは良いけど、家族は大切にしなきゃね」
「地方の大手顧客も担当してもらってるせいで、出張が増えているだろ」
隆史
「いえ!サラリーマン、仕事のためなら!」
マツモト
「はっはっはっ!」
「元気なのは良い事だ」
「けど奥さんを1人ぼっちにさせるのは良くないよ」
「私みたいになっちゃうからね」
マツモトは笑い飛ばす。
話を聞いていると、マツモトは若い頃にイギリス人の妻がいたが、
隆史のように仕事中毒で、家族をほったらかしにしたせいで、
子供を連れて離婚、イギリスへ帰ってしまったらしい。
仁美
「奥様、外国の方だったんですね…」
「も〜ホントに…いきなり困るんだけど…」
夜遅くに、仁美がバタバタしている。
部屋を片付け、キッチンでツマミの用意をしている。
少し前に、酔った隆史から連絡があった。
部長と飲み屋を数件ハシゴしていたら、いつの間にか自宅付近の飲み屋に辿り着いたそうだ。
せっかくだから部長を連れて家で飲み直す、
そう一方的に電話で伝えられ、支度に追われている。
22時を回っている。
こんな時間に迷惑だな、と文句を垂れつつも、
相手は隆史の上司だ。
隆史も出世の事を考えて誘ったのだろう。
仁美は不機嫌になりつつも理解しようとした。
一通り準備が出来た時、隆史が帰ってきた。
隆史
「仁美〜、帰ったぞ〜」
明らかに酔った隆史の声が聞こえた。
仁美が玄関まで出迎える。
マツモト
「どうも〜仁美さん」
「夜遅くにお邪魔しちゃって申し訳ない…」
低姿勢な男が頭を深々の下げている。
仁美
「いえいえ…」
「隆史が強引に誘ったみたいで…」
「こちらこそ申し訳ありません…」
マツモトが頭を上げた。
50歳のマツモトは身長180センチ。
学生時代から水泳をやっていたようで、
年齢に負けない、ガッシリとした体格をしている。
彫りが深く、よく見ると、瞳が青い。
仁美
(凄いイケメン…)
(もっと「オジサン」みたいな人をイメージしてた…)
(それに、目の色が青い…)
疑問を抱えながら介錯し、
「さぁどうぞ、お上がりください」
マツモトをリビングへ案内した。
リビングで飲み直す隆史とマツモト。
仕事の話を熱く語り合う。
マツモト
「隆史君は当社の期待のエースだからな」
「とても期待しているよ」
隆史が照れる。
マツモト
「仕事に励むのは良いけど、家族は大切にしなきゃね」
「地方の大手顧客も担当してもらってるせいで、出張が増えているだろ」
隆史
「いえ!サラリーマン、仕事のためなら!」
マツモト
「はっはっはっ!」
「元気なのは良い事だ」
「けど奥さんを1人ぼっちにさせるのは良くないよ」
「私みたいになっちゃうからね」
マツモトは笑い飛ばす。
話を聞いていると、マツモトは若い頃にイギリス人の妻がいたが、
隆史のように仕事中毒で、家族をほったらかしにしたせいで、
子供を連れて離婚、イギリスへ帰ってしまったらしい。
仁美
「奥様、外国の方だったんですね…」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


