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キモおじ ~もう一つのエロ本を拾っただけなのに~
第1章 《崩壊した幻想》
「ただいま」も言わず、優香は自宅に転がり込んだ。両親がいないことを確認するより早く、トイレに駆け込む。
鍵を閉めるなり、便器に顔を突っ込んだ。
「おえっ! げえぇぇぇっ!」
今日食べた昼食が、胃液とともに便器にぶちまけられる。
涙で視界が滲む。それでも吐き気は収まらない。
あのおじさんの成分が、私の体の中に入っている。私の血肉になっている。その事実がおぞましくて、気が狂いそうだった。
「うぇっ! あぁぁっ……おえぇぇっ!」
胃の中が空っぽになっても、黄色い胆汁がせり上がってくる。
「いや、いやぁっ……! 汚い、汚いっ!」
便器にしがみつきながら、優香はわんわんと泣き叫んだ。自分の愚かさを呪った。匿名の相手を美化し、危険な遊戯に身を投じた代償は、あまりにも巨大だった。
フラフラと立ち上がり、洗面台へ向かう。
歯ブラシにたっぷりと歯磨き粉をつけ、力任せに口の中を磨く。
歯茎から血が滲み、白い泡が赤く染まっても、ゴシゴシと磨き続けた。舌の表面を削り取る勢いでこする。それでも、細胞の奥深くに染み込んだ「おじさんの匂い」が消えない気がした。
服を着たまま、バスルームに飛び込む。
シャワーから熱いお湯を出し、頭から浴びる。制服も下着も、全てが汚く感じた。
石鹸を手に取り、何度も何度も顔を洗う。特に、あの液体を塗りたくった頬や唇を、皮膚が赤く腫れ上がるまで擦った。
「消えて、消えてよ……っ!」
泣きながら体を洗い続け、ようやく少しだけ落ち着きを取り戻した優香は、濡れた髪のまま自分の部屋に戻った。
そこで、さらなる絶望が彼女を待っていた。
鍵を閉めるなり、便器に顔を突っ込んだ。
「おえっ! げえぇぇぇっ!」
今日食べた昼食が、胃液とともに便器にぶちまけられる。
涙で視界が滲む。それでも吐き気は収まらない。
あのおじさんの成分が、私の体の中に入っている。私の血肉になっている。その事実がおぞましくて、気が狂いそうだった。
「うぇっ! あぁぁっ……おえぇぇっ!」
胃の中が空っぽになっても、黄色い胆汁がせり上がってくる。
「いや、いやぁっ……! 汚い、汚いっ!」
便器にしがみつきながら、優香はわんわんと泣き叫んだ。自分の愚かさを呪った。匿名の相手を美化し、危険な遊戯に身を投じた代償は、あまりにも巨大だった。
フラフラと立ち上がり、洗面台へ向かう。
歯ブラシにたっぷりと歯磨き粉をつけ、力任せに口の中を磨く。
歯茎から血が滲み、白い泡が赤く染まっても、ゴシゴシと磨き続けた。舌の表面を削り取る勢いでこする。それでも、細胞の奥深くに染み込んだ「おじさんの匂い」が消えない気がした。
服を着たまま、バスルームに飛び込む。
シャワーから熱いお湯を出し、頭から浴びる。制服も下着も、全てが汚く感じた。
石鹸を手に取り、何度も何度も顔を洗う。特に、あの液体を塗りたくった頬や唇を、皮膚が赤く腫れ上がるまで擦った。
「消えて、消えてよ……っ!」
泣きながら体を洗い続け、ようやく少しだけ落ち着きを取り戻した優香は、濡れた髪のまま自分の部屋に戻った。
そこで、さらなる絶望が彼女を待っていた。

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