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キモおじ ~もう一つのエロ本を拾っただけなのに~
第1章 《崩壊した幻想》
鍵付きの引き出し。そこには、数日前に彼から送られてきた、ゴムに入った液体がまだ残っていた。
今までは愛おしかったその小袋が、今は汚物の塊にしか見えない。
「ひっ……!」
優香は小さな悲鳴を上げ、後ずさりした。
捨てなければならない。でも、触ることすらおぞましい。
優香はティッシュを何枚も重ねてその袋をつまみ上げ、幾重にもゴミ袋で包んで、部屋のゴミ箱の底に押し込んだ。
ベッドに丸くなりながら、優香はガタガタと震えていた。
顔を知られている。通っている高校の制服も見られている。
そして何より、手紙のやり取りの中で、自分の生活リズムや家族構成、さらには「絶対に人には言えない秘密の行為」まで、すべてあのおじさんに報告してしまっていたのだ。
(どうしよう……もし、私の家がバレていたら……?)
恐怖が波のように押し寄せる。
弱みを握られている。エロ本を持ち帰ったことも、自分で慰めていることも、すべて見られていた。
もしこれを学校や親にバラされたら、優香の人生は終わってしまう。
「絶対に、会わない……」
優香は毛布を頭から被り、固く目を閉じた。
18歳の誕生日。彼にすべてを捧げるつもりだったその日が、今では死刑執行日のように恐ろしかった。
「絶対に逃げる。絶対に、あんなおじさんになんか、会うもんか……!」
優香は暗闇の中で、自分自身に強く誓った。
今までは愛おしかったその小袋が、今は汚物の塊にしか見えない。
「ひっ……!」
優香は小さな悲鳴を上げ、後ずさりした。
捨てなければならない。でも、触ることすらおぞましい。
優香はティッシュを何枚も重ねてその袋をつまみ上げ、幾重にもゴミ袋で包んで、部屋のゴミ箱の底に押し込んだ。
ベッドに丸くなりながら、優香はガタガタと震えていた。
顔を知られている。通っている高校の制服も見られている。
そして何より、手紙のやり取りの中で、自分の生活リズムや家族構成、さらには「絶対に人には言えない秘密の行為」まで、すべてあのおじさんに報告してしまっていたのだ。
(どうしよう……もし、私の家がバレていたら……?)
恐怖が波のように押し寄せる。
弱みを握られている。エロ本を持ち帰ったことも、自分で慰めていることも、すべて見られていた。
もしこれを学校や親にバラされたら、優香の人生は終わってしまう。
「絶対に、会わない……」
優香は毛布を頭から被り、固く目を閉じた。
18歳の誕生日。彼にすべてを捧げるつもりだったその日が、今では死刑執行日のように恐ろしかった。
「絶対に逃げる。絶対に、あんなおじさんになんか、会うもんか……!」
優香は暗闇の中で、自分自身に強く誓った。

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