この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロ本を拾っただけなのに3 ~娘の夫を寝取る母~
第7章 《焦燥する母の憎悪と妻の座への執着》
数日後の朝。
いつものように905号室で朝食の準備を手伝っていた香代子は、ダイニングテーブルについた聡の首筋に、小さな赤い痕を見つけた。
ワイシャツの襟元からチラリと覗く、紛れもないキスマーク。
そして、朝からほんのりと上気した艶やかな顔で、上機嫌にキッチンに立つ優香の姿。
(……したのね。久しぶりに、優香と)
その瞬間、香代子の胸の奥で、ドス黒い憎悪の炎がボワッと燃え上がった。
聡の身体は、自分に新しい命を授けるためだけのもの。それを、ただの性欲の発散のために使われた。大切な『私の夫』の身体に、あの小娘がふしだらな印をつけたのだと。
(許さない……。優香のくせに、私の聡に手を出して……!)
湧き上がる憎悪の炎。しかし、香代子はかろうじて理性の糸を繋ぎ止めた。
(だめ、落ち着いて……。優香は一応、私の妊活のために子どもたちの面倒を見て、協力してくれているんだから……)
ここで怒りを爆発させれば、妊活の協力体制が崩れてしまう。香代子は、湧き上がる憎しみを完璧な笑顔の下に隠し、良き母親の仮面を被って優香に微笑み返した。
「おはよう、お母さん! 今日の朝ごはんはフレンチトーストだよ」
「おはよう、優香。わぁ、美味しそうね。いつもありがとう」
表面上は、穏やかで協力的な家族の風景を演じきった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


