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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第144章 誘う人妻 揺れ動く理性と見知らぬ男の欲望
ギィとドアが開き、配達員の男が入ってくる。やはり若くはなく、60歳くらいの初老に見える、少し小太りな体型の男だった。本来であれば「〇〇ハンバーガーです」と店舗名を名乗るべき場面だったが、男は一歩足を踏み入れた瞬間、目の前に立つ澪の姿を目にするなり「はっ……!?」と息を呑んで目を見張った。
言うべき言葉も完全に吹き飛び、男はその場で固まってしまう。絶句したまま、シースルーのブラとオープンクロッチのショーツから胸も秘部も丸見えになっている澪のあられもない姿を、まじまじと開いた口が塞がらない様子で見つめ続けた。
「あ、あ……」
澪は声にならない声を漏らすのが精一杯で、耐えがたい羞恥心から思わず両手を伸ばし、露わになった胸と股間を必死に覆い隠した。玄関ホールに一瞬、重く気まずい静寂が流れる。
やがて、ようやく我に返った配達員の男が、動揺を隠しきれない声で切り出した。
「あ……ご、ご注文の品をお届けに来ました……」
男は差し出してきた商品を澪に手渡す。澪は股間に当てていた手を離して品物を受け取ったが、胸だけはもう片方の手で隠したままだ。品物を手渡した男は、視線をどこに向けたらいいのか泳がせながら、迷いを隠せずに口籠もった。
「あ……えぇっと……」
澪の過激すぎる格好を直接指摘していいものかどうか、葛藤している様子が見て取れる。澪もまた、動悸を激しくさせながら言葉を探した。
「あ、あ、あの……あの……」
何か言わなければと思いながらも、口がうまく回らない。見かねた男が、意を決したように指を差しながら尋ねてきた。
「あの……その格好……」
「ごめんなさい……っ!」
とっさに謝罪の言葉を口にした澪は、受け取った袋を急いで足元の床に置くと、再び両手を胸と股間に当てて身体を丸めた。
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