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恋は静かに、長く、深く
第6章 優香里 and I close to you
タケさんの唇が耳に触れた。
我慢の限界が来た。
「いやっ」
とっさにタケさんの体を突き放した。
タケさんは尻もちをついて、
その手からカバンが落ちた。
アスファルトにぶつかったカバンの中で、
何かがぶつかり合う音がして、
そのあと、
ウインウインと妙な音を立てて
MADISON SQUARE GARDENのロゴが蠢き出した。
「なにこれ」
私はもぞもぞ動くカバンを見て
分かった。
───おもちゃをいっぱい持ってきてる!
いやだ。
こんなもので遊ばれたくない。
逃げようとすると腕を掴まれた。
「逃げたらどうなるかわかってるんだろうな」
急に怖い声でタケさんが言った。
睨み付けてくる形相は
まるで青鬼みたいだった。
悲鳴を上げそうなのを堪えて
腕を振りほどこうとするけど、
タケさんのずんぐりした指が
私の手首をがっちり取り押さえて離さない。
我慢の限界が来た。
「いやっ」
とっさにタケさんの体を突き放した。
タケさんは尻もちをついて、
その手からカバンが落ちた。
アスファルトにぶつかったカバンの中で、
何かがぶつかり合う音がして、
そのあと、
ウインウインと妙な音を立てて
MADISON SQUARE GARDENのロゴが蠢き出した。
「なにこれ」
私はもぞもぞ動くカバンを見て
分かった。
───おもちゃをいっぱい持ってきてる!
いやだ。
こんなもので遊ばれたくない。
逃げようとすると腕を掴まれた。
「逃げたらどうなるかわかってるんだろうな」
急に怖い声でタケさんが言った。
睨み付けてくる形相は
まるで青鬼みたいだった。
悲鳴を上げそうなのを堪えて
腕を振りほどこうとするけど、
タケさんのずんぐりした指が
私の手首をがっちり取り押さえて離さない。

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