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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第14章 餓鬼

「こんばんは…お散歩ですか?…」

「おい寄せって、関わるな…」

会社員と思われる二人組だった。
若い方が先に声をかけると、先輩とおぼしき男が嗜める。
四つん這いの真っ裸の結奈はただ俯き、歩くペースを上げようとした。
リードがピンと伸びてペースを落とさせる。

健人は男達に言葉を返した。

「はい、こんな時間じゃないと散歩もできないっすから…」

若い方がその場にしゃがみ込むと、足を止めた。

「これ、君のペット?…」

先輩が慌てて声をかける。

「おい、よせって…もう行くぞ…」

【止まらないでっ……どっか行ってよ……】

結奈は地面に踞るように少しでもと、身体を隠した。

「こんなの滅多に観れないですよ…恐いお兄ちゃんでもなさそうだし…。ねぇ、チンチンとできないの?…」

「チンチンっすか?…どうすっかね…チンチンだって…やってみ?…」

このやり取りに結奈の身体は、カァッと熱くなる。

【バカじゃないの…こいつらもこいつらだ…酔ってるわけでもあるまいし……】

答える筈もやる筈もない。
頑なに身体を強張らせ、踞っていた。

「すみませんねぇ…躾出したばっかりなんすよ…」

「…っぅぅっ……やだぁっ……」

首輪のすぐ側のリード部分を握られ、引き上げられていく。
抵抗しても、首から身体が持ち上げられてしまう。

【首っ…痛いっ……】

皮膚が裂けそうに思えた。
痛みに堪えられないように膝を地面につき、伏せた身体を晒していく。

「…視るなっ…どっかっ、行けって……」

「おぉっ…」

通りすがりの二人組が揃えて声を上げた。
暴かれた乳房や恥毛に視線が突き刺さる。

「すげぇ…口は悪いけど、いい身体してんなぁ…」

下衆な台詞を吐いたのは若い方だった。
先輩の男は一歩引いて、でも舐めるように厭らしい視線を向けてくる。

「なかなかでしょ…」

吊り上げられるリードに身体を晒され、結奈は痛みに隠すこともできず首輪を掴んでいた。

「これ写真撮ってもいいの?…」

「いいっすよ…サングラスは取れないっすけど…」 「
やめろっ、そんなのだめに決まってるだろっ……ぅぅっ……」

更にリードが引き上がると、結奈は呻き声を発しながらスマホのシャッター音を聞かされていた。



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