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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第14章 餓鬼

「二度と連絡してくんなよ……」

そう告げて結奈はシャワーを浴びに浴室に消えた。 疲れを癒すようにゆっくりと身体を温めた。

バスタオル姿で浴室を出ると、健人の姿はなかった。

…んん~っと伸びをする。

「陽翔…ほんとにごめん……でも、もう大丈夫だから…許して……」

ここに居ない陽翔に呟くように謝りながら、飯田健人のLINEをブロックした。

たぶんもう連絡はしてこないと思った。

謎は残ったままだったが、今は考えることを放棄する。

「くそ…片づけていけよな……」

使用済みのコンドームがベッドに、床に落ちていた。

それを拾い、ゴミ箱に放り込むと…使わなかったベッドに寝転がった。






夏の早朝の空はもう白みがかっていた。

健人はスマホを取り出し、歩きながらメッセージを打った。

〘大失敗!、あれは手強い。なぁ、次いつ会えんの?〙

送信を押した。
こんな時間に起きてるはずもない。

使ったホテルから自宅はそう遠くなかった。

「はぁぁあ…眠っ…」

やはり既読はつかない。

とぼとぼと家に向かい歩き続けた。




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