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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第21章 国生みの島と出会いの縁(中編)
「巴さん!」
どうやら二人は近くのお店に入ってたみたい。時間ぴったりめにやってきた。
行きも一緒、帰りも一緒・・・だった。
「あ、これが上立神岩なんだ・・・」
せっかくなので、帰りの船の中で彼女たちが行っていないスポットの写真を見てもらうことにした。
素直さんのパノラマ写真も大活躍だ。
「随分、切り立ったところにあるんですね」
「うん、潮風が気持ちよかったよ」
港斗さんによると、この岩の中央にハート型が見えるので、夫婦円満とか恋愛成就のパワースポットになってるのだという。
「え?・・・ハート型・・・??」
そんなんあったっけ?
じーっと自分の撮ってきた写真を見るが、どこがハートなのか私にはわからなかった。
「わかる?」
素直さんも目を凝らして見ていたが首を振った。
「えっと・・・ここ・・・かな?」
巴さんがくるっと指で岩の上、三分の一辺りのところをなぞってくれる。
「ああ、確かに、そこですね」
港斗さんも分かったみたい。
んんんっ!?
巴さんが囲ってくれた部分を、私と素直さんが顔を引っ付けんばかりに寄せて見てみた。
どこどこ?
それでも分からない。
なんだろう・・・心が清くないと見えないのだろうか?
「あ!・・・分かった!」
どうやら彼のほうが先にわかったみたいだった。なおも見えない私のために素直さんが、私のスマホをポチポチ操作して、写真の輝度や陰影のコントラストを調整してくれた。
それでやっと私にも分かった。
「あああ!!ホントだ!」
岩の中腹部分より少し上に結構大きめのハートマークのくぼみが確かに見えた。
「ふふふ・・・これで、お二人も円満カップル、ですね?」
そんな話をしているうちに短い船旅が終了し、私たちは土生港に到着した。
ここで再びお別れして、それぞれの車で出発することになった。
「また会えるといいですね」
ニコッと巴さんが笑う。
二度あることは三度ある・・・三度あることは四度ある。
なんだかまた会える気がする。
そして、会えるといいな・・・。そんな風に思える、とても素敵な人だった。
どうやら二人は近くのお店に入ってたみたい。時間ぴったりめにやってきた。
行きも一緒、帰りも一緒・・・だった。
「あ、これが上立神岩なんだ・・・」
せっかくなので、帰りの船の中で彼女たちが行っていないスポットの写真を見てもらうことにした。
素直さんのパノラマ写真も大活躍だ。
「随分、切り立ったところにあるんですね」
「うん、潮風が気持ちよかったよ」
港斗さんによると、この岩の中央にハート型が見えるので、夫婦円満とか恋愛成就のパワースポットになってるのだという。
「え?・・・ハート型・・・??」
そんなんあったっけ?
じーっと自分の撮ってきた写真を見るが、どこがハートなのか私にはわからなかった。
「わかる?」
素直さんも目を凝らして見ていたが首を振った。
「えっと・・・ここ・・・かな?」
巴さんがくるっと指で岩の上、三分の一辺りのところをなぞってくれる。
「ああ、確かに、そこですね」
港斗さんも分かったみたい。
んんんっ!?
巴さんが囲ってくれた部分を、私と素直さんが顔を引っ付けんばかりに寄せて見てみた。
どこどこ?
それでも分からない。
なんだろう・・・心が清くないと見えないのだろうか?
「あ!・・・分かった!」
どうやら彼のほうが先にわかったみたいだった。なおも見えない私のために素直さんが、私のスマホをポチポチ操作して、写真の輝度や陰影のコントラストを調整してくれた。
それでやっと私にも分かった。
「あああ!!ホントだ!」
岩の中腹部分より少し上に結構大きめのハートマークのくぼみが確かに見えた。
「ふふふ・・・これで、お二人も円満カップル、ですね?」
そんな話をしているうちに短い船旅が終了し、私たちは土生港に到着した。
ここで再びお別れして、それぞれの車で出発することになった。
「また会えるといいですね」
ニコッと巴さんが笑う。
二度あることは三度ある・・・三度あることは四度ある。
なんだかまた会える気がする。
そして、会えるといいな・・・。そんな風に思える、とても素敵な人だった。

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