この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第21章 国生みの島と出会いの縁(中編)
神職さんなどはおらず、由緒が書かれた看板が、拝殿の横の柱にあるのみだった。それを読むと、『このおのころ山は御神体山で〜』とある。

「なんかとっても古い神社みたい」
「え?どうして?1789年から1801年に建ったみたいに書いてあるじゃん」

確かに、このお社の元になった祠はその時代に建ったみたいだけど・・・。

「ゆらさんは、この山が御神体・・・ってことで、そう考えたんですか?」
「え?港斗、それってどういうこと?」

港斗さんが、もともと日本神道は自然を崇拝してるから、古い形の神社は岩とか山を御神体にしているものが多いんだ、なんて巴さんたちに説明してくれた。

あ・・・説明、全部されちゃったよ。

「そ、そうなんだよね。だから、奈良の大神神社なんて社殿がなくて、拝殿から直接山を拝んだりする形だったりするし」
「長野の諏訪大社も湖を御神体にしてるから、そこも本殿がないんだそうですよ」

す、すごいなこの人。

ちらっと港斗さんの方を見る。
港斗さんもこっちをちらりと見た。

なんとなく、手練の侍が、互いの構えだけで『こやつ、できるな』と思って視線を交わす、みたいな雰囲気に・・・なってるのは私だけか?

そんな私達の見えない視線のぶつかり合いなど露知らず、巴さんと素直さんは、『へーそうなんだ〜』とただただ感心をしていた。

そういうマニアックな話はさておき、今の表記上のおのころ神社の御祭神は、伊弉諾神(いざなぎしん)、伊弉冉神(いざなみしん)、そして、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)ということだ。

四人で拝殿に向かい手を合わせる。

イザナギ、イザナミの二柱を祀っている神社に共通だが、縁結びや夫婦和合のご利益があるのだと思う。

手を合わせ、お祈りする。
その内容は、もう何度も神様に願ってることだ。

『この人と、ずっと、仲良くいられますように・・・』
そして、
『この人と、出会わせてくれて、ありがとうございます』
だった。
/306ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ