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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第20章 国生みの島と出会いの縁(前編)
「これね、いろんな説があるみたいだけど、一説には、こうくぐる時に頭下げるでしょ?それで自然と『一礼』させる、みたいな意味があるらしいの。まあ、もともとしめ縄って結界だからね。鳥居としめ縄で神域をより強固に区切ってるっていう考え方もあるかな」
ちょい、と私は少し、素直さんはだいぶ頭を下げて、神域にお邪魔する。
鳥居の向こうには神門があり、その向こうにはさっきのカップルが歩いているのが見えた。
「しめ縄って結界なん?なんか・・・厨二病的な・・・」
まあ、確かに。一般の人が『結界』とか聞くと、なんか某呪術マンガとか、某死神マンガみたいなバトルモノのマンガコンテンツを連想するかもしれない。しかし、実際にしめ縄は、古くから神の領域と人の領域の境を区切るもの・・・結界として用いられてきたのだ。
「宗教的な結界ってことかな?塩撒くとかと同じ。例えば、長野県の飯山市ってところでは、お祭りの日に神楽舞でしめ縄を刀で切り落とすって神事があるって聞いたことがあるよ。」
「結界なのに切ってもいいの?」
あんまり突っ込まれると詳細はわからないのだけれども・・・。多分、縄を切ってるのが道開きの神様である猿田彦命(これは私の好きな神様の一人だったりするのだが)だってのが関係している気がする。
「道案内の神様が切って、氏子さんたちを案内する・・・みたいな感じかな?だからさ、こう、切りやすいように低いところにしめ縄つけてるって話もあるよ」
「へえ・・・じゃあ、長野県にもこんな風にしめ縄低く括りつけて、『立入禁止』してる神社があるってわけか!」
いや、立入禁止じゃねーし。
なんて会話をしていたら、素直さんの声が大きかったのか、私のオタク解説の声がデカかったのか、前を歩いているカップルがこっちをちらっと見た気がした。
げ・・・うるさかったかしらん?
慌ててペコリと頭を下げる。
すると、なんとなく気さくそうな女性の方が、声をかけてくれた。
「ご一緒にお参りですか?」
改めて『ご一緒に?』とか言われると、まだちょっと照れちゃったりする。
なんとなく、へへへっと照れ笑いになってしまう自分がいた。
「ええ、そうなんですよ。神社が好きで、巡ってるんですよ」
なんだかうまく言葉が続かなかった私を素直さんがさり気なくフォローしてくれる。
ちょい、と私は少し、素直さんはだいぶ頭を下げて、神域にお邪魔する。
鳥居の向こうには神門があり、その向こうにはさっきのカップルが歩いているのが見えた。
「しめ縄って結界なん?なんか・・・厨二病的な・・・」
まあ、確かに。一般の人が『結界』とか聞くと、なんか某呪術マンガとか、某死神マンガみたいなバトルモノのマンガコンテンツを連想するかもしれない。しかし、実際にしめ縄は、古くから神の領域と人の領域の境を区切るもの・・・結界として用いられてきたのだ。
「宗教的な結界ってことかな?塩撒くとかと同じ。例えば、長野県の飯山市ってところでは、お祭りの日に神楽舞でしめ縄を刀で切り落とすって神事があるって聞いたことがあるよ。」
「結界なのに切ってもいいの?」
あんまり突っ込まれると詳細はわからないのだけれども・・・。多分、縄を切ってるのが道開きの神様である猿田彦命(これは私の好きな神様の一人だったりするのだが)だってのが関係している気がする。
「道案内の神様が切って、氏子さんたちを案内する・・・みたいな感じかな?だからさ、こう、切りやすいように低いところにしめ縄つけてるって話もあるよ」
「へえ・・・じゃあ、長野県にもこんな風にしめ縄低く括りつけて、『立入禁止』してる神社があるってわけか!」
いや、立入禁止じゃねーし。
なんて会話をしていたら、素直さんの声が大きかったのか、私のオタク解説の声がデカかったのか、前を歩いているカップルがこっちをちらっと見た気がした。
げ・・・うるさかったかしらん?
慌ててペコリと頭を下げる。
すると、なんとなく気さくそうな女性の方が、声をかけてくれた。
「ご一緒にお参りですか?」
改めて『ご一緒に?』とか言われると、まだちょっと照れちゃったりする。
なんとなく、へへへっと照れ笑いになってしまう自分がいた。
「ええ、そうなんですよ。神社が好きで、巡ってるんですよ」
なんだかうまく言葉が続かなかった私を素直さんがさり気なくフォローしてくれる。

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