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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第20章 国生みの島と出会いの縁(前編)
「これ、順番に上手に貼ればざっと御朱印帳を伸ばした時に一枚の絵になるのね」
「後でまとめて貼った方がいいかもしれないな」
などと話しながら、境内にある『出世稲荷』『荒神社』という摂社末社を巡っていく。
そして最後、ちょっと奇妙なものが目に入った。
『洲本八狸 武左衛門』である。
「は?なんで狸がおるんだ?」
そこにはなんとも愛嬌のある顔をした狸の石像が鎮座していた。横にある立て札に書かれた説明を読んでみると『毎日、夜更けに見廻りに出て、戸締まりの悪い家があると家の外から鍵をかけて回ったそうです』とある。
「いいヤツってことでいいのか?」
「そうみたい」
側においてあったパンフレットによると、この八狸の中に『柴右衛門狸(しばえもんたぬき)』もいるらしい。実はこの柴右衛門狸には私の小説に登場してもらっていたりする(実際にはその孫だが・・・)。なので、ちょっと親しみがある。
小説に出てもらった狸のお友達ということで、丁重にお参りすることとする。
『今後ともよろしくお願いします!』
お参りを終え、車に乗り込み、次の神社を目指す。相変わらず素直さんはマップが頭に入ってるようで、何も見ないでピッピとナビを操作している。その時に、ちらっと時計を確認していたみたいだった。
お昼の時間でも気にしてるのかな?
車は洲本の街を抜け、右折する洲本市役所を右手に見ながら進んでいき、突き当りの港でさらに右折する。その後は気持ちの良い海岸沿いの道をひた走る。
しばらく進むと、車は南淡路水仙ラインに至る。左手に広々とした海を眺めながらの気持ちの良いドライブが続いた。
みちみち、何軒もの大きなホテルがあるのが目に入った。
こうして見ると淡路島というのは、随分立派なホテルが多いように見える。もしかしたら、ここって、関西圏の人たちの一大観光地なのかもしれない。海もきれいっぽいので、夏になったらきっと海水浴客で賑わうのだろう。
「あ、私達のホテルだ」
「ああ、グルっと回って戻ってきたみたいな感じだからな」
そうか、朝は途中で山道の方に入っていったけれども、市街地をまわって海沿いを戻ってきた、みたいな形になってるのか・・・。
「後でまとめて貼った方がいいかもしれないな」
などと話しながら、境内にある『出世稲荷』『荒神社』という摂社末社を巡っていく。
そして最後、ちょっと奇妙なものが目に入った。
『洲本八狸 武左衛門』である。
「は?なんで狸がおるんだ?」
そこにはなんとも愛嬌のある顔をした狸の石像が鎮座していた。横にある立て札に書かれた説明を読んでみると『毎日、夜更けに見廻りに出て、戸締まりの悪い家があると家の外から鍵をかけて回ったそうです』とある。
「いいヤツってことでいいのか?」
「そうみたい」
側においてあったパンフレットによると、この八狸の中に『柴右衛門狸(しばえもんたぬき)』もいるらしい。実はこの柴右衛門狸には私の小説に登場してもらっていたりする(実際にはその孫だが・・・)。なので、ちょっと親しみがある。
小説に出てもらった狸のお友達ということで、丁重にお参りすることとする。
『今後ともよろしくお願いします!』
お参りを終え、車に乗り込み、次の神社を目指す。相変わらず素直さんはマップが頭に入ってるようで、何も見ないでピッピとナビを操作している。その時に、ちらっと時計を確認していたみたいだった。
お昼の時間でも気にしてるのかな?
車は洲本の街を抜け、右折する洲本市役所を右手に見ながら進んでいき、突き当りの港でさらに右折する。その後は気持ちの良い海岸沿いの道をひた走る。
しばらく進むと、車は南淡路水仙ラインに至る。左手に広々とした海を眺めながらの気持ちの良いドライブが続いた。
みちみち、何軒もの大きなホテルがあるのが目に入った。
こうして見ると淡路島というのは、随分立派なホテルが多いように見える。もしかしたら、ここって、関西圏の人たちの一大観光地なのかもしれない。海もきれいっぽいので、夏になったらきっと海水浴客で賑わうのだろう。
「あ、私達のホテルだ」
「ああ、グルっと回って戻ってきたみたいな感じだからな」
そうか、朝は途中で山道の方に入っていったけれども、市街地をまわって海沿いを戻ってきた、みたいな形になってるのか・・・。

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