この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第20章 国生みの島と出会いの縁(前編)
弁財天と市杵嶋姫・・・違うじゃん、と思うかもしれない。そう、確かに違うのだ。
弁財天はもともと日本の神様ではなく、インドのヒンドゥー教の川の女神『サラスバティ』である。それが日本にやってきて祀られたのが弁財天というわけだ。

そして、日本人は神様をミックスするのが大好き。
この弁財天と『同じものだよね』とされたのがこの市杵嶋姫命なのである。

だから、この神社は御祭神が『市杵島姫命』であって、弁財天を祀っているということで矛盾はないわけだ。

日本って面白い国だなと思う。

二人並んで、まずはお参りである。
お賽銭を入れ、二拝、二拍手、一礼のいつもの作法。

水の神様、川の神様ということだけれども、弁財天様ということは、芸術や芸能の神様でもある。

ということは、ええっと、小説・・・官能小説も一種の芸術だろうか?
だとしたら、私の小説の順位が上がりますようにお祈りしておこう。
ついでに言えば、『面白い』もありがたいのですが、できれば『エロい』がいただけますようにとも。
あと、それから、それから・・・将来は書籍化なんて、できちゃったりしたら嬉しいかも?

そこまでお願いしてて、はっと気がついた。
いかん、いかん、めちゃくちゃ(色んな意味で)煩悩が炸裂している。

今は、素直さんとのデート中だ。
彼とのことを願わないと・・・。

その時、ふと思い出したことがあった。
弁財天と言えば、『カップルでお参りすると嫉妬して破局する』とかいう伝説なかったっけ!?

そ、それは大変だ!

『神様、弁天様・・・この人はあなた様が嫉妬されるようなものすごくいい人じゃ・・・いや、めっちゃいい人なんですけど、だって私のいろいろ受け入れてくれて、色んな所連れてってくれて、あったかくて・・・ああ!いやでも、とにかく、嫉妬しないでぇ!!』

「ゆらさん?」

はっ!しまった・・・

大分長々と私はお祈りしてしまっていたらしい。目を開けて横を見ると、とうにお祈りを終えていた素直さんが妙ちきりんなものを見るような目で私を見てた。

「はははは・・・ちょ、ちょっとお願い事が多くて・・・」
適当に笑って誤魔化す。

なんとなく、素直さんのお顔は、納得行ったような行かないようなーみたいな感じだったが、これ以上説明できないし!
/306ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ