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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第20章 国生みの島と出会いの縁(前編)
☆☆☆
朝食はレストラン『海菜美(うさみ)』でのバイキングだった。こちらは淡路の特産品を中心とした割とオーソドックスな朝食バイキングである。

ただ、品揃えはさすがであり、全40種類、地産の食材を供えた和洋食、という触れ込みは伊達ではない。素直さんは、地産の食材を中心に、全種類制覇するといった意気込みで、だいぶたくさん取ってきていたけれども、昨日食べすぎた自覚がある私は、ちょっとヘルシーに行くことにした。

御飯のお供になるような岩のりや釜揚げしらす、焼き魚、だし巻き卵などを中心にちょこちょこっと一皿に盛り、朝かゆを少々。それから、お味噌汁とデザートに地元産牛乳のヨーグルトといったラインナップ。

「ゆらさん、カレーもおいしいよ?」
「これ!淡路産牛の牛丼だって」

そんなヘルシー路線の私を、素直さんが思いっきり誘惑してくる。

ううう・・・食べたくないわけじゃないんだよ?
でも、でも、太っちゃうじゃん!

とは思ったけれども、結局誘惑に負けた私は、ひとくち、またひとくちと素直さんが取ってきた淡路産の美味しいものをわけてもらってお口に入れてしまっていた。

し・・・しまった・・・

食後のコーヒーを飲む頃には結構お腹が張ってしまい、ちょっと罪悪感を覚える。
いかんせん、素直さん。孤独のグルメを趣味にしてただけあって、美味しいものに目がない。そして、それを勧めるのも上手なのである。

「今日は、何時頃出るの?」
「ん?・・・ああ、そうだな、あんまりゆっくりしているとまわりきれないかもしれないから、ぼちぼち出ようか・・・」

ということだったので、お部屋に戻りお洋服を着替え、出発の準備をする。外はさっきお風呂から見た通りのギラギラ太陽だ。3月とは言え、紫外線は馬鹿にならないわけで、昨日同様、日焼け止めはしっかりと塗っておく。

今日は、ボトムスこそ昨日と同じだけれども、トップは趣を変えて少し鮮やかなセルリアンブルーのオーバーサイズシャツだ。動きやすい色もきれいなので、私のお気に入りの服だった。

素直さんに促されて、昨日と同じように助手席に。どこに行く、というのはやっぱり言ってはくれなかったが、彼の頭の中には入ってるみたい。ぴっぴっぴと手際よくナビをセットしていく。

「じゃあ、出発するぞ」
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