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年下のバイト君にお持ち帰りされたパート主婦
第1章 お持ち帰りされた夜
「う〜ん…」
奈穂美は、寝ぼけたような、力のない声で小さく答えるだけだ。
幹男は、居酒屋で購入したペットボトルの水のキャップを開けた。次いで、ポケットから取り出した白い錠剤を一つ中へ入れると、ボトルを軽く振って混ぜる。水は少し濁ったようにも見えるが、暗い車内では判別できない。
「奈穂美さん。水ですよ。飲んで下さい」
幹男は、優しく声をかけながら、ペットボトルを奈穂美の口元へ持っていく。
「うーん…ありがと…」
奈穂美は、言われるがままにペットボトルを受け取り、ゴクリ、ゴクリと勢いよく水を飲む。
それを見届けた幹男は、間髪入れずに運転手に声をかける。
「あっ!運転手さん。ここで止めてください。降りますんで」
タクシーが止まったのは、派手なネオンが光る建物の前だった。入り口には、「御休憩 〇〇円」「御宿泊 〇〇円」という看板が掲げられていた。
幹男は、奈穂美を抱えてタクシーから降りた。薬の効果か、奈穂美の体はさらにぐったりとして、もはや抵抗する様子もない。
計画通り手に入れた獲物。奈穂美の細い体を抱きかかえた幹男の顔は、抑えきれない達成感と下心でニヤつきが止まらない。
「奈穂美さん、ここで少し休んでいきましょうか」
そう囁き、幹男は奈穂美の肩を抱きかかえたまま、建物の中へと消える。
金曜日の夜。酔っぱらった女を介抱するフリしてラブホテルに連れ込んでも、怪しむ者は誰一人いなかった……。
奈穂美は、寝ぼけたような、力のない声で小さく答えるだけだ。
幹男は、居酒屋で購入したペットボトルの水のキャップを開けた。次いで、ポケットから取り出した白い錠剤を一つ中へ入れると、ボトルを軽く振って混ぜる。水は少し濁ったようにも見えるが、暗い車内では判別できない。
「奈穂美さん。水ですよ。飲んで下さい」
幹男は、優しく声をかけながら、ペットボトルを奈穂美の口元へ持っていく。
「うーん…ありがと…」
奈穂美は、言われるがままにペットボトルを受け取り、ゴクリ、ゴクリと勢いよく水を飲む。
それを見届けた幹男は、間髪入れずに運転手に声をかける。
「あっ!運転手さん。ここで止めてください。降りますんで」
タクシーが止まったのは、派手なネオンが光る建物の前だった。入り口には、「御休憩 〇〇円」「御宿泊 〇〇円」という看板が掲げられていた。
幹男は、奈穂美を抱えてタクシーから降りた。薬の効果か、奈穂美の体はさらにぐったりとして、もはや抵抗する様子もない。
計画通り手に入れた獲物。奈穂美の細い体を抱きかかえた幹男の顔は、抑えきれない達成感と下心でニヤつきが止まらない。
「奈穂美さん、ここで少し休んでいきましょうか」
そう囁き、幹男は奈穂美の肩を抱きかかえたまま、建物の中へと消える。
金曜日の夜。酔っぱらった女を介抱するフリしてラブホテルに連れ込んでも、怪しむ者は誰一人いなかった……。

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